次世代通信規格5Gはベルギーでは導入中止に

[ムクドリが大量死! 次世代通信規格5Gはベルギーでは導入中止に]

(女性自身  2019年8月28日)

「5G」という言葉を聞いたことがあるだろうか。
現在、スマホなどで使用している第4世代(4G)の電波と比べ、大容量の
データをより速く送受信できる第5世代の移動通信システムのことだ。
次世代高速通信規格として、すでに米国と韓国ではサービス開始。
日本でも来年春から本格的な商用サービスが始まる予定だ。

この5Gの魅力は4Gの100倍という通信速度。
たとえば2時間程度の映画をスマホにダウンロードする場合、現在、5分程度
かかるものが、わずか3秒。
また大量のデータを瞬時に必要とする車の自動運転の精度を高めることも
期待されている。

「メリットばかりが宣伝されている5Gですが、じつは大きな問題が
あります。使用している電波の波長が4Gより短く、電波が短い距離しか
届かない。スマホの電波として使用するには、小型基地アンテナを
20~100メートル置きに設置しないと実用化できません(現在の4Gは
2~3キロに1基)。生活空間のいたるところにアンテナが隙間なく設置
されることになり、つねに電磁波に照射される。人体に与える電磁波の影響は
10倍ともいわれているんです」

そう警鐘を鳴らすのは医療・環境ジャーナリストの船瀬俊介さん。

じつは欧米では、船瀬さんの危惧するような事例が相次いで報告されている。

(1)297羽のムクドリが突然死
昨年10月、オランダ・ハーグで駅前に設置した5Gのアンテナ塔から
実験電波を飛ばしたところ、隣接する公園の木の枝に止まっていたムクドリが
次々に墜落し、297羽が突然死した。
「鳥を解剖したが、伝染病といった疾患は見つからず、5Gのマイクロ波が
鳥たちの心臓を止めたということでしょう」(船瀬さん・以下同)

(2)消防士が頭痛、不眠に
米国サクラメントの消防署では近くに5Gの基地局が設置されて以来、
複数の消防士が頭痛や不眠に悩むようになった。
「彼らは別の消防署に異動したところ、症状が治まったそうです」

(3)ベルギーでは5G導入中止
ベルギーではもともと電磁波に対して厳しい基準が設けられており、
現行のままでは5G導入ができないことから、携帯会社から規制緩和を
求められていたが、環境大臣がその要請を却下。
5G導入は事実上、不可能になった。

新たな電磁波の普及を前に「5G反対同盟」を結成した船瀬さんはこう語る。
「便利になるかもしれないが、健康被害の検証はいまだ不明確。いまの
スマホ機能は4Gで十分使える。拙速に5Gに突き進まず、ベルギーのように
一度立ち止まってみるべきではないでしょうか」

https://news.livedoor.com/article/detail/16992427/

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