笠井信輔アナ 血液型がRHマイナスであわや家族崩壊の危機

[がん闘病の笠井信輔アナ 血液型がRHマイナスであわや家族崩壊の危機]

(デイリースポーツ  2020年2月17日)

悪性リンパ腫で闘病している元フジテレビのフリーアナウンサー、
笠井信輔(56)が17日、公式ブログを更新し、血液型がRHマイナスである
ことが判明した時の衝撃をつづっている。

ここ数日、頭痛に悩まされていた笠井はこの日の朝、輸血をすることになり、
「担当の先生に聞くと、抗がん剤の影響で、ヘモグロビンの値が低く
なりすぎていて、その結果、脳に酸素が行きづらくなり頭痛が起きている、
というお話でした」と理由を説明。

ところが予定の時刻になっても血液が届かず、看護師から「笠井さんは
RHマイナスなので、少し時間がかかってるんですね」と説明されたという。

RHマイナスは、日本人では200人に1人とされる希少な血液型。
往年のヒットドラマ「赤い疑惑」では山口(現三浦)百恵さん(引退)が、
RHマイナスのヒロインを演じたことで広まった。

笠井は成人して「はたちの献血」を行ったところ、「あなたはRHマイナス
です」という通知が保健所から届いたといい、「我が家に衝撃が走りました。
『俺は山口百恵なのか!』 しかし、親が受けたショックはそこでは
ありませんでした 父も母もまごうことなき『RHプラス人間』だったの
です。 家の中には不穏な空気が… 俺はいったい誰の子なんだ
『新・赤いシリーズ』ですョ」と、その時、笠井家では微妙なムードに
なったことを振り返った。

翌日、保健所から手紙が届き「RHプラスの両親からも劣勢遺伝として
RHマイナスの子供が生まれます」と説明されていたといい、
「早く言ってよー! 一緒に伝えてよー! 危うく家庭が崩壊するとこ
でした(笑)」と、家族の危機を危ういところで回避したことを回想。

「実は3人の息子たちの中に、私と同じ血液型でRHマイナスの子が
いるんです」とも明かし、「生まれた瞬間、親孝行なんですよ」と
つづっている。

https://news.livedoor.com/article/detail/17832316/

[Rh(D)不適合妊娠]

母親がRh-で父親がRh+の場合に起きる可能性があります。

母親がRh-の母親がRh+の児を妊娠すると、妊娠・分娩時に胎児の血液が
母体に流入した際に、Rh因子・D抗原が母体に流入することになります。

胎児のD抗原に対する母親の抗D抗体が産生されます。

産生された抗D抗体は、次回の妊娠時に胎児に移行し、胎児がRh+であれば
胎児の赤血球と結合し、抗原抗体反応によって胎児の赤血球が壊れます。

すなわち、初回の妊娠・出産時には問題がなく、2回目の妊娠・出産時に
問題が起こる可能性があります。


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