週に2回以上、魚を食べていると加齢に伴う難聴を予防できるかも

[週に2回以上、魚を食べていると加齢に伴う難聴を予防できるかも] (IRORIO  2014年09月14日) 歳とともに耳が遠くなるのは仕方ないとあきらめがちだが、魚を積極的に 食べているとその予防に役立つようだ。 ハーバード大学医学部の関連病院〈Brigham and Women’s Hospital〉の 研究チームは、1991年から2001年にかけて、6万5215人の女性について 追跡調査を行った。 対象者のうち、1万1606人が難聴を発症していたが、週に2回以上、 魚を食べている人は、ほとんど食べない人に比べて、発症リスクが 20%低くなることが分かった。 <オメガ3脂肪酸が豊富な魚がオススメ> エビ、カニ、貝も含め、どのような魚でも、積極的に摂っているとリスクが 下がるが、具体的には、青魚に豊富に含まれる多価不飽和脂肪酸の一種、 オメガ3脂肪酸を多く摂取していると、よりリスクが低下するようだ。 <食生活の改善で予防可能> 難聴は慢性的健康障害であり、加齢による聴力の低下は避けられと思われがち だが、「この研究結果は、後天性の難聴が食生活によって予防できる可能性が あることを示唆している」と、筆頭著者のDr. Sharon Curhanは述べている。 〈Brigham and Women’s Hospital〉の研究結果は『American Journal of Clinical Nutrition』に発表された。 http://irorio.jp/kondotatsuya/20140914/161717/No tags for this post.
カテゴリー: え栄養医学,  難聴 パーマリンク