マイケル・ダグラスさん、舌がんだったと告白

[マイケル・ダグラスさん、「舌がんだった」と告白]

(CNN Japan  2013年10月15日)


2010年にがん闘病を告白した米俳優のマイケル・ダグラスさんが、咽喉
がんにかかっていると発表したのは事実ではなく、実は舌がんだったと
明らかにした。

俳優としてのキャリアを守るため、医師のアドバイスに従って事実を隠して
いたという。


ダグラスさんは、がん啓発キャンペーンの一環として英国のテレビで放送
された番組で俳優のサミュエル・ジャクソンさんと対談。
舌がんだった事実を公表し、「医師から『咽喉がんということにしておこう』
と告げられた」と打ち明けた。


舌がんで手術をすることになれば、場合によっては舌とあごの一部切除が
必要になり、俳優生命を絶たれる恐れもあったという。
しかし幸いなことに切除手術は受けずに済み、5カ月にわたって放射線療法と
化学療法を受けた。
治療を続けた結果、2年後にはがんを克服したと診断されたといい、「95%の
確率で再発はない」とダグラスさんは話している。


米疾病対策センターによると、舌がんを含む口腔がんは喫煙と飲酒が2大
要因とされ、男性の発症率が女性の2倍に上る。
米国で口腔がんの患者ががん患者全体に占める割合は2~4%。
早期発見が難しいことなどから、5年後の生存率は半数にとどまる。


ダグラスさんの場合も歯の裏側の痛みを訴えたところ、当初は抗生剤を処方
されたという。
しかしがんを克服した友人から話を聞いて、9カ月後に専門医の診察を受け、
検査の結果、2010年にステージ4まで進行したがんと診断された。



http://www.cnn.co.jp/showbiz/35038509.html





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