「顔を覚えられない」ブラッド・ピットが失顔症(相貌失認)を激白

[「顔を覚えられない」ブラッド・ピットが失顔症を激白]

(Movie Walker  2013年5月24日)


両乳房切除という大手術を行った婚約者のアンジェリーナ・ジョリーを
献身的にサポートしているブラッド・ピットが、自らが失顔症(相貌失認)に
悩まされていることを激白している。


アンジェリーナの勇断の後、ブラッドはメディアのインタビューでその心境を
赤裸々に語っているが、エスクワイア誌のインタビューで、「僕は、相当
多くの人たちから嫌われていると思っている。なぜなら、僕は彼らからとても
失礼な人間だと思われているからなんだ。挨拶程度ではなくて、面と向かって
話をした人でさえも、なかなかその人の顔を覚えられないんだ。今までは
どうにかうまく切り抜けてきたつもりだけど、この一年、どのタイミングで
この話をしようかと悩んで、正直に言おうと決心したんだ。それで、
『どこでお会いしましたっけ?』って正直に聞くようにしたんだけど、
ごまかすより事態は悪くなってしまって、相手をもっと怒らせることになって
しまったんだ」。

「時々、『その節はお世話になりました』なんて言うと、もっと厄介だね。
独りよがりでうぬぼれ屋だと思われてしまうんだ。どうしてそうなって
しまうのかわからないんだけど、恐らく失顔症っていう症状だと思う。
この世界では、何度も同じ人に会う必要があるんだ。それなのに顔を忘れて
しまうから、人に会う度に不快な思いをさせるのではないかって、いつも
心配しなくちゃいけない。だから、家にいる方が気が楽なんだ。子供の世話で
家から出られないって思われているみたいだけど、実際には全くその逆だよ。
そろそろ検査をする必要があると思っている」と、辛い心中を語っている。


他のインタビューで、ブラッドは「ほとんど友達はいない」と語っていたが、
このような理由であれば、同じく「あまり友人がおらず家族が全て」と
語っていたアンジェリーナとは、実にお似合いのカップルだと言えそうだ。



(NY在住/JUNKO)





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