元中日・愛甲氏がドーピング告白

[元プロ野球選手が筋肉増強剤の使用を告白。恐ろしい副作用も]

(Sports Watch  2013年5月31日)


30日深夜放送、テレビ東京「解禁!暴露ナイト」では、「死にかけた筋肉
増強剤の魔力と恐るべき副作用!」と題し、現役時代はロッテ、中日に
在籍した元プロ野球選手・愛甲猛氏が、筋肉増強剤の使用をカミングアウト。
その恐ろしい副作用とともに詳細を語った。

冒頭、「(副作用で)死にかけましたもん」と切り出した愛甲氏は、筋肉
増強剤を使った経緯を、「丁度ロッテで15年やって中日に移ったときに、
残りやっても、あと何年か。この何年間かで違うことをやってみたいと
思って、当時日本の野球界ではドーピングなんていう概念がないので。
(メジャーリーグで)マグワイアがそれをカミングアウトして、東スポか
何かに載ったんですよね。それを見て、俺もやってみようかなって」と
説明する。

さらに、愛甲氏は「病院の先生にちゃんとスケジュールを組んで、
ステロイドの注射をやってくれないですかって相談したら、それはダメだって
言われて。トレーナーに相談したら、ロスの病院に知り合いの医者がいるから
聞いてみるよって言われて、送ってきてくれたんですよ。向こうで買って。
60粒くらい入ってて日本円で8000円か12000円かそのぐらい」と明かすと、

「最大値(胸囲は)125cmあった。現役最後は95キロまでいって、体脂肪が
11%とか。中毒になるんですよ。やってみたらやっぱり若いヤツと比べても、
体力的には全然負けない。パワーは尋常じゃなかった。物を持っても物が
軽くなる」などと振り返った。

だが、愛甲氏は、あるとき長時間のドライブをした後、両足が異常にむくんで
しまったという。

このときの状況について、「これ、さすがにやばいなと思って病院行ったら、
すぐ入院って言われて。入院してもむくみが取れないんですよ。足って、
重力に逆らって筋肉の収縮(がポンプの役目を果たし)で血が上に上がる。
それが(肥大した筋肉により)できなくなって、(血が)下がりっぱなし」と
話し、「いまだに不整脈です」などと後遺症があることも明かした。



http://news.livedoor.com/article/detail/7723690/





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