ヘルペスウイルスは宿主を見限る

[ヘルペスウイルスは宿主を見限る]


多くのウイルスは宿主(ヒトの体内)で増殖し、宿主を弱らせ、増殖が大成功
すれば宿主を殺します。

野生動物であれば、死体を別の動物が摂取するので、ウイルスは次の動物で
増殖するチャンスはああります。

次の動物に移動した多くのウイルスは次の宿主の消化器系免疫力によって排除
されるであろうが、生き残るチャンスが無くはありません。

しかし、宿主がヒトの場合はほとんどが火葬されるため、ウイルスは死滅
します。


一方、「ヘルペスウイルス科」のウイルスは、宿主の体力が低下すると宿主を
見限って、もっと元気そうな宿主を探すために脱出しようとする性質がある
そうです。

その典型例が「口唇ヘルペス」だったり「難治性口内炎」、「帯状疱疹」
だったりします。
チャンスがあれば水泡が破れて、より体力のある宿主に乗り換えられれば
ラッキーだと思っています。


口唇ヘルペスができたり口内炎が治らない場合には、体力が低下している
サインなので要注意です。

大きな病気をしていないのに体力が低下する主な原因は、「栄養障害」だと
思います。

その他に病気が隠れている可能性もありますので、心配な場合には大きな
病院で検査を受けた方が良いでしょう。

その後、「栄養医学的アプローチ」を行うのが良いと思います。


[参考]疲労学セミナー


(横山歯科医院・横山哲郎)




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