脊髄動静脈奇形とは

[脊髄動静脈奇形]

(東京大学医学部脳神経外科)


脊髄動静脈奇形とは、脊髄の血管の異常の1つで、動脈と静脈との間が異常に
つながっています。

脊髄動静脈奇形は、血管の異常部位により、大きく分けて、硬膜に発生した
ものと、脊髄の中から発生したもの、脊髄表面に発生したものの3種類が
知られています。
それぞれ、脊髄硬膜動静脈ろう・脊髄動静脈奇形・脊髄周囲動静脈ろうと
呼ばれています。


脊髄動静脈奇形は、正常の脊髄の血液の流れが悪くなるため、しびれ、
筋力低下、ふらつき、痛みなどが出現します。出血することもあります。

血液の流れが悪い状態が長く続くと、手足が十分に動かなくなってしまい
ます。




http://www.h.u-tokyo.ac.jp/neurosurg/rinsho/spine.htm





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