[毎日コーヒーを飲んでいる男性は勃起障害になりにくいとの調査結果]
(IRORIO 2015年05月21日)
コーヒーの健康効果は数多あるが、男性にとっては天然のバイアグラとも
いえる心強い味方であることが明らかになった。
米テキサス大学のデイビッド・ロべス博士らによると、毎日1~2杯
コーヒーを飲んでいる男性は、勃起障害のリスクが減るそうだ。
<1日1~2杯のコーヒーで42%のリスク減>
同博士らは4,000人の男性を対象に調査を実施。
24時間食事の記録を付けてもらい、コーヒーや紅茶、炭酸飲料、スポーツ
ドリンクの1日の平均摂取量を算出した。
その結果、毎日85~170ミリグラムのカフェインを摂取している男性は、
全く摂取していない人に比べ、勃起障害になるリスクが42%少なかったと
いう。
尚、171~303ミリグラムとカフェインの摂取量が増えても、リスクは
39%減とも。
ちなみにマグカップ1杯のコーヒーに含まれるカフェインは、インスタント
コーヒーでおよそ100ミリグラム、フィルターで入れたコーヒーで140ミリ
グラムほどだそうだ。
<カフェインが血管を広げ血流を改善>
太りすぎや肥満、高血圧の人は勃起障害が起こりやすいといわれるが、
そんな人でも日々1~2杯のコーヒーでそのリスクを減らすことができると
いう。
但し糖尿病の男性に関してはこのとおりではなかった。
同博士らによると、カフェインには性器をはじめ動脈を広げる働きがあり、
血流が良くなるための効果と考えられるという。
http://irorio.jp/sousuke/20150521/230751/