オコエ桃仁花 症例約80件の白線ヘルニア克服

[オコエ桃仁花 症例約80件の白線ヘルニア克服!
                 兄妹五輪へ 不振兄にも「頑張って」]

(デイリースポーツ  2019年8月1日)

9月のアジア杯(インド、バンガロール)で4連覇を狙うバスケットボール
女子日本代表が1日、都内で強化合宿を公開した。

昨年に続く代表候補入りを果たしているオコエ桃仁花(20)=富士通=は、
5月に「白線ヘルニア」を発症し、手術したが、約1カ月半でスピード復帰を
果たした。

「日本では稀な病気らしくて(症例が)80件ぐらいしかないと」という
病気で、「全治半年」と診断されたが、驚異的な回復力で代表生き残りを
目指している。

病は突然襲ってきた。
5月になり「急に立っていられなくなった」というオコエ。
病院を4件まわり、出てきた全治は「半年」。
東京五輪代表入りも危うくなってくる診断に、当初は「すごくネガティブに
なって、ストレスで食べられなくなった。寝られないし、携帯も見られなく
なって」と、大きな不安に見舞われた。

それでも必死に病院を探してくれたプロ野球・楽天に所属する兄の瑠偉や、
復帰に向けて一緒にマンツーマンの練習をしてくれた富士通のテーブス監督
らの支えもあり、スピード復活を果たした。

「今はバスケットをやるのが楽しい」と、喜びを全身で感じている。

代表での立ち位置は、まだ確立できていない。
これまで「兄妹東京五輪出場」の目標を口にしていたが、兄の瑠偉も不振で
現在は2軍。
正念場を迎えている。
「一緒に出たい。(兄も)頑張ってほしい。自分も頑張らないと」
東京五輪まであと1年。
勝負の夏を迎える。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190801-00000120-dal-spo

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