[歯に異常がないのに、歯が痛む 原因は?]
(家庭の医学 2019年7月22日)
<歯医者へ行っても治らない?>
歯が痛い時、多くの人は虫歯や歯肉炎など、歯やその周囲の異常が原因だと
考えます。
ところが、歯とは離れた、まったく関係のない部位の病気の症状が、
歯の痛みとして現れる場合があります。
歯の痛みと思っていたら、実は心臓に原因があったなどということも?
いったいどのようなことなのでしょうか。
歯に異常がないけれど歯に痛みがあるものを「非歯原性歯痛」といいます。
非歯原性歯痛は実にさまざまな原因によって起きることがわかっており、
以下に分類されています。
(1)筋・筋膜性歯痛
(2)神経障害性歯痛
(3)神経血管性歯痛
(4)上顎洞性歯痛
(5)心臓性歯痛
(6)精神疾患または心理社会的要因による歯痛
(7)特発性歯痛
(8)その他様々な疾患による歯痛
「筋・筋膜性歯痛」とは、関連痛ともいわれる痛みで、顎を動かすときに使う
首などの筋肉の痛みを歯の痛みとして感じてしまうものです。
ストレス性の緊張などによって日常生活で歯を食いしばる、ガムを噛み続ける
など筋肉の緊張状態が続くことが要因になると考えられます。
(監修:松下歯科医院院長 松下和夫)
続きは
https://sp.kateinoigaku.ne.jp/kiji/126170/
[関連項目]
「原因は歯以外にあり 非歯原性歯痛の治療で痛みが消える」
「虫歯がないのに歯が痛む 非歯原性歯痛」
「原因不明の顔の痛み(口腔顔面痛)(非定型歯痛)」
————————————————–