[<はしか感染>愛知で相次ぎ確認]
(毎日新聞 2018年4月24日)
ウイルス性の感染症で高熱や発疹が出る「はしか(麻疹)」の患者が
愛知県内で相次いで確認された。
感染力が強く、患者と同じ空間にいただけでも感染するため、県や名古屋市は
予防接種を促す一方、感染が疑われる場合は公共交通機関を使わず、すぐに
医療機関に連絡して受診するよう呼びかけている。
市や県によると、今年3月20日にはしかと診断された台湾からの旅行客を
発端に沖縄県で断続的に患者が増えている。
市内では沖縄旅行から帰ってきた10代の男性が今月11日、はしかと診断
され、21日には男性が受診した同市昭和区の医療機関に勤める30代の女性の
感染が確認された。
23日には、男性と同じ9日にこの医療機関を受診した女子中学生2人の感染が
確認された。
2人は予防接種を受けていなかった。
愛知県内のはしかの患者数は2015年が0人、2016年が5人、2017年が1人
だった。
はしかの潜伏期間は10~12日程度。
今後、大型連休で人の往来が増え、感染が拡大する恐れがある。
(道永竜命)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180424-00000023-mai-soci
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