今日は何の日:3月21日は世界ダウン症の日

[3月21日は世界ダウン症の日]

(あなたの健康百科  2018年03月21日)


世界ダウン症の日(World Down Syndrome Day)は、ダウン症の人と
その家族を支援するため世界ダウン症連合が2006年に始め、2012年に
国際連合が国際デーの1つに認定した。

ダウン症では21番目の染色体が3本あることから、3月21日を世界ダウン
症の日とした。
ダウン症とは何か、ダウン症の人がどのように社会で役割を果たしているか
などを一般の人々に知ってもらう目的で、世界中でイベントが行われる。


日本では妊婦の血液のみで胎児のダウン症の有無を90%の精度で診断できる
無侵襲的出生前遺伝学的検査(NIPT)を4万4,645人が受け、803人が陽性で
あった。
そのうち、羊水検査などを受けて陽性と確定診断された605人の94%に当たる
567人が人工妊娠中絶を選択した。

英国では2004年から妊娠10〜14週の全女性に同検査が無料で提供されて
いるが、日本では高年齢妊娠などでしか検査できず、費用も約20万円かかる。


ダウン症の発症確率は妊婦が30歳では700人に1人、35歳以上では300人に
1人、40歳以上では80人に1人との報告がある。

ダウン症は心疾患などの合併症の治療が進歩し平均寿命は50歳以上に
なったが、顔立ちが特徴的で、知的障害のため高校は特別支援学校に進む人が
多い。




http://kenko100.jp/articles/180321004525/#gsc.tab=0




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