HLAと日本人の成り立ち

[HLAと日本人の成り立ち] (Wikipedia) HLAハプロタイプは日本人の成り立ちに重要な示唆を与える。 徳永勝士によると、日本人には大きく以下の4タイプの流れが認められる。 (1)B52-DR2:中国大陸北部から朝鮮半島を経て北九州・近畿へ 中国北部、モンゴルの一集団に高頻度のタイプで、 国内では九州北部から本州中央部にかけて多い。 B52:大動脈炎症候群(高安病) DR2:ナルコレプシー (2)B44-DR13、B7-DR1:満州・朝鮮半島東部から日本海沿岸へ 満州族、朝鮮民族に高頻度タイプで、国内では日本海側に多い。 (3)B54-DR4:中国南部から琉球諸島を経て太平洋側へ 中国南部に多いタイプで、国内では沖縄や太平洋側に多い。 B54:びまん性汎細気管支炎 DR4:関節リウマチ(RA)、自己免疫性肝炎(AIH)、原田病 (4)B46-DR8:中国大陸南部から直接、或いは朝鮮半島を経由して北九州へ 国外では満州族と朝鮮民族のみにみられ、 国内には九州北部から本州中央部にかけて多い。 DR8:原発性胆汁性肝硬変 (5)B46-DR9 (4)の姉妹タイプ。 東南アジアで最も高頻度でみられる。 これとは別に (6)縄文系と想定される別の複数のハプロタイプが南九州や北東北に存在。 (7)アイヌは日本人と異なる型が多いという。No tags for this post.
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