ワイン派? ビール党? 好みの違いは遺伝子からきているらしい

[ワイン派? ビール党? 好みの違いは遺伝子からきているらしい!] (IRORIO  2014年09月28日) ビールならいくらでも飲めるというビール党の人もいれば、ビールの苦みが 苦手でもっぱらワイン、という人もいるだろう。 そうした嗜好の違いは、実は遺伝子によるものらしい。 このほど行われた研究で、どういう味のアルコールを好むか、好まないかには 遺伝子が大きく関わっているという。 <苦みの感じ方に鍵> ペンシルベニア州立大学で食品科学を専門とするJohn Hayes助教授に よると、鍵は苦みをどう感じるからしい。 Hayes助教授らのチームは、苦みの受容体遺伝子であるTAS2R13と TAS2R38に着目して、被験者93人の各種アルコールへの反応を観察した。 その結果、飲んだものをおいしいと感じるかどうかは、苦みを感じる程度に 大きく左右されることがわかった。 つまり、上記の苦み受容体遺伝子がどれだけ反応するかによるというもの。 <環境も大きく影響> この感受性の違いが、ビール党やワイン派、そしてビールもワインも両方 いける、といった嗜好の多様性につながっているのだという。 ただし、研究チームは「この遺伝子がアルコールの好みを決定付けるわけでは なく、環境や経験も大きく影響する」としている。 若い頃はビールが苦手だったけど、今はビールが欠かせない、なんて人は もともと苦みを感じやすいタイプだったけれど、慣れでビールを”おいしく” 感じるようになった、ということのようだ。 http://irorio.jp/karenmatsushima/20140928/164262/No tags for this post.
カテゴリー: い遺伝, み味覚/味覚障害/風味障害 パーマリンク