前川清さん 股関節症(1)小3で右足痛 1年入院

[歌手 前川清さん 股関節症(1)小3で右足痛 1年入院] (読売新聞  2014年2月13日) 「長崎は今日も雨だった」「そして、神戸」「中の島ブルース」「東京砂漠」 歌謡グループのボーカルとして、数々のヒットを飛ばした。 NHK紅白歌合戦の出場は、ソロも合わせると実に29回を数える常連だった。 澄まし顔のクールな歌手という当初のイメージは脱皮した。 お笑いのキャラクターも定着して、舞台でも親しまれている。 「でも、もしあの病気がなければ、たぶん違った人生を歩んでいたと思う」 海軍の街として栄えた長崎県佐世保市に、4人兄弟の末っ子として生まれた。 駆けっこが得意で、小学2年生の時には6年生より速かったという。 だが、3年生になると、右足が付け根から痛くなり、歩けなくなった。 元気だった少年は1年も入院した。 「右足にギプスを巻いて、ペニシリンを毎日注射された。それでも痛みは 治まらず、右足を切断する、という話も耳にしました」 病名もよくわからなかった。 退院後は元看護師の母親におんぶしてもらって通学した。 「落第しそうになったけれど、母が懸命に先生に頼んでくれたんです」 9歳違いのやさしい兄がいた。帽子を買えなかったためか、小学6年生で 日射病のため若死にしている。 だから両親は、兄の分もかわいがってくれた。 その子を襲った突然の病気に、家族は心を砕いていた。 http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=92876
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