「夜型」体質、皮膚細胞でわかる簡単手法を発見

[「夜型」体質、皮膚細胞でわかる簡単手法を発見]

(読売新聞  2013年7月15日)


早起きが苦手な「夜型」の体質かどうかを、皮膚の細胞で簡単に調べる手法を
見つけたと、国立精神・神経医療研究センターなどの研究チームが、英科学誌
サイエンティフィック・リポーツに発表した。

睡眠障害の診断や治療への貢献が期待できるという。


人間は、ほぼ24時間の周期で、寝起きなどのリズムを刻む体内時計を持って
いる。
周期には個人差があり、周期が長いと寝る時間が遅くなって夜型の生活に
なりやすいと考えられる。


同センターの肥田昌子・精神生理機能研究室長らは皮膚などの細胞でリズムを
刻む「Bmal(ビーマル)1」という遺伝子に着目。
20〜30歳代の男性17人の皮膚の細胞を採取し、遺伝子が働いてたんぱく質が
作られる周期を調べた。
周期は、22〜25時間と個人差があり、長い周期を持つ人は夜型の傾向が
強かった。




http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130715-00000521-yom-sci





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