真珠腫性中耳炎

[真珠腫性中耳炎]

(Wikipedia)

真珠腫性中耳炎は、中耳炎を繰り返すうちに一部の上皮組織が球状に増殖して
耳の周りの骨を破壊する病気のこと。

球状に増殖した上皮組織は真珠のように見える事から真珠腫と言う。
腫瘍ではない。

真珠腫は上皮が存在しないはずの鼓室内に、何らかの原因で上皮細胞が
侵入して増殖したもの。

後天性の真珠腫は、鼓膜の上皮が鼓室内に侵入したもので、鼓室内の
減圧状態が続いたことが原因となるケースと、鼓膜に開いた穴が原因となる
ケースがあって、いずれも鼓膜と真珠腫がくっついている。

<症状>
血や膿の混じった耳ダレが出てくる。
血の混じった耳ダレを血性耳漏、膿の混じった耳ダレを膿性耳漏と言う。

また、真珠腫の拡大によって徐々に組織が破壊・圧迫されていくにつれ、
難聴やめまい、顔面神経麻痺などを生じるようになる。

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