歌手 徳永英明さん もやもや病(3) みんなのために歌を

[闘病記 歌手 徳永英明さん もやもや病(3) みんなのために歌を] (読売新聞  2017年9月27日)(一病息災) 1年半の休養期間を経て、2002年11月に復帰した。 「新しい人生が始まる感じで、自然体で歌っていけそうな実感。もう格好 つけるのはやめようと思った」 当時の記者会見ではそう答えた。 心境の変化は大きかった。 ただ、15年前を振り返ると、ちょっと気恥ずかしい。 「ほんと若いですね。ええ格好しいだな」と苦笑する。 歌への向き合い方は大きく変わった。 「それまでは自分のために書いた詩を歌っていた。病気をして、みんなの ために歌を作ろうと思うようになりました。大病をした人にしか分からない 感覚でしょうね」 病気を機にたばこはやめ、酒もあまり飲まなくなった。 夜を明かしたマージャンやゲームもしなくなった。 復帰後初のステージは怖かった。 運動は続けていたので体力に自信はあったが、「ライブをやる体力が落ちて いた。2時間も声を出すのは大変なんです」。 感覚を取り戻すまでに、半年ほどかかった。 ライブで歌ったことがきっかけで、女性歌手の名曲をカバーしたアルバム 「VOCALIST」が誕生。 シンガー・ソングライターとしてキャリアを始めており、歌手やボーカリスト と呼ばれるのは少し抵抗があったが、「年を重ねると落ちついてきました。 いまは歌手でも芸人でも何でもいいんです」。 異色のカバーアルバムは大ヒットを記録する。
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