頭部の不快感から顎関節症・・・「スマホ猫背」が原因だった

[頭部の不快感から顎関節症・・・「TCH」は“スマホ猫背”が原因だった?] (ZAKZAK  2014年01月08日)(今日のストレス 明日の病気) 背筋がピンと伸びている人は、それだけで若く見える。 そんな人が目立つほど、日本人は「猫背」が多い。 そして、猫背は意外なところにダメージを及ぼす。 もちろん背景にはストレスが・・・。 会社員のEさんは32歳なのに、どう見ても40代半ばに映る。 風格や貫禄があるのではない。 単に「年寄りくさい」のだ。 特に忙しくなると、その傾向に拍車がかかる。 背中を丸めてパソコンに向かう姿は、こたつで編み物をするおばあさんの よう。 そんなEさんの悩みは「首から上の不定愁訴」だ。 緊張型頭痛はもちろん、目の下の頬のあたりには慢性的な痛みもある。 本人の表現を借りれば、「頭全体がこっている」感じだ。 そんな症状が悪化して、ついにあごが動かなくなった。 あわてて歯科医院を訪れると、顎関節症と診断される。 しかも原因として「トゥース・コンタクティング・ハビット(TCH)」という 病態を指摘されたのだ。 「TCHは最近、歯科領域で話題の病態です」と語るのは、東京都江戸川区に ある宝田歯科医院の宝田恭子院長。 具体的に説明してもらおう。 「人間は背筋を伸ばして安静にした時、上の前歯の裏と下の前歯の前面に わずかな隙間ができるようになっています。ところがストレスや過労、 パソコンやスマホの台頭で、常に猫背になる人が増えてきた。背中が丸まる と、どうしても下あごが前に出るので、本来あるべき隙間がなくなる。その 結果、あごに余計な力が加わり、さまざま症状を引き起こすのです」 宝田院長によると、実は歯科医師もTCHになりやすいとか。 「歯の治療中はどうしても前かがみになるので、TCHのリスクが高いんです。 私も顔を上げるたびに背中を回すストレッチをするなどして、あごの負担を 取り除いています」(宝田院長) TCHは不快な症状や老いて見えるだけでなく、咀嚼機能の悪化から実際に 老化が早まるという。 疲れた時ほど、ストレスのたまった時ほど、背筋をピンと伸ばしましょう。 (長田昭二) http://www.zakzak.co.jp/health/doctor/news/20140319/dct1403191903034-n1.htmNo tags for this post.
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