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症例
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[噛み合わせが原因の食事時咀嚼音]
40代女性
以前は食事時に咀嚼音はしなかった 10年程前から食事時にくちゃくちゃ音がするようになった 年々音が大きくなり家族から注意されるようになったが 改善困難であった
咬合診断の結果、 上下歯列の大きさに差が生じていた 睡眠態癖や頬杖などの生活悪習癖によって下顎歯列がやや狭窄していた 一方、上顎歯列はあまり影響を受けていなかった 上顎歯列が大きく(正常)で下顎歯列が小さいため、 右側で咀嚼する時には下顎を右側にズラす必要があり、 左側で咀嚼する際には下顎を左側にズラす必要が生じていた そのため食事の間中、下顎を左右にズラし続けなければならず くちゃくちゃ音がしていた
矯正治療によって下顎歯列を拡大し、 上下の歯列の大きさをバランスさせたところ、 改善がみられた
完全に音がしなくなったわけではないが、 本人も家族も気にならない程度に改善したため、 更なる噛み合わせ治療はせずに経過観察となった
(当院症例)
その後、栄養解析〜栄養療法を行ったとろころ、 さらに症状が改善し、音がしなくなった
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[噛み合わせが原因の食事時咀嚼音]
50代女性
矯正専門のA歯科にて成人歯列矯正治療を受けた 歯並び自体はきれいに治ったが、 食事時にくちゃくちゃ音がするようになった 気をつけて食事してもくちゃくちゃ音がしてしまい、 家族から毎回注意され、家族仲が悪化してきた 矯正治療を受ける前は食事時に咀嚼音はしなかったという
先人のB歯科を受診 咬合診断の結果、 上下歯列の大きさに差が生じていた 上顎歯列が大きくて下顎歯列が小さいため、 右側で咀嚼する時には下顎を右側にズラす必要があり、 左側で咀嚼する際には下顎を左側にズラす必要が生じていた そのため食事の間中、下顎を左右にズラし続けなければならず くちゃくちゃ音がしていた
再矯正治療を希望した
再歯列矯正治療によって上下の歯列の大きさをバランスさせ、 噛み合わせも修正したところ、 食事時咀嚼音は完全に消失した
(先人の教え)
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[一般論]
食事時咀嚼音の99%は、口呼吸に伴う口唇閉鎖不全です
鼻呼吸に戻して、食事時に口唇を閉鎖する練習をすれば改善します
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