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氷食症とは        
                   

                                

[氷食症]    


(Wikipedia)


氷食症は、氷を無性に食べたくなる病気。
鉄分の欠乏によることが多い。



<定義>
非栄養物質を強迫的に食べたくなる病気である異食症の一種。
近世、冷蔵庫が普及し始めてから生まれた病気で、1日に製氷皿1皿以上食べるもの、
という定義がある。



<原因>
主たる原因は、鉄欠乏であり、鉄欠乏性貧血および、その前駆状態である「貧血がない鉄欠乏症」
でも氷食症は起こる。

体温を、腋下と口腔内で比較したとき、口腔内が高いことから、口腔内を冷やすためではないか
という説や、鉄欠乏により食嗜好が変わるという説があるが、未だ不明な点が多い。

精神疾患である強迫性障害の1つとして見られることもある。


なお、氷を大量に食べることにより鉄分の腸管吸収が低下し、鉄欠乏を招くという逆の発想からの
説もあるが、鉄剤治療に際して、氷食症合併群と非合併群の間にその治療効果・速度に差のない
ことから、疑問視されている。



<症状>
基本症状は、氷を強迫的に食べる(食べずにいられない)こと。
持久力の低下、記憶力の低下、寝起き寝つきの悪さ、食欲低下などの鉄欠乏症状や、
顔色不良、動悸、息切れなどの貧血症状を伴うことが多い。


強迫性障害による場合は、他の強迫症状(手洗い、ドアノブ拭きなど)を合併することがある。



<検査>
貧血・鉄欠乏の有無を検査する。

瞼の裏側の色調での診断は、貧血が高度の場合でないと有効ではない。



<診断>
(1)貧血
血色素値が正常値以下で、MCHC(=血色素値*100/ヘマトクリット)が31未満であれば、
鉄欠乏性貧血が強く疑われるが、氷食症においては、貧血は必須ではない。

(2)鉄欠乏
トランスフェリン飽和度(=血清鉄*100/総鉄結合能)が16%未満、血清フェリチン値が
14ng/ml未満であれば、鉄欠乏の可能性が高く、鉄剤治療をする根拠とできる。



<治療>
鉄剤(フェロミア)50mg錠1日1〜2回の内服で治療可能である。
主な臨床症状は、氷食症も含めて1ヶ月ほどで改善するが、再発予防のためには、
3〜4ヶ月間内服することが勧められる。


過多月経が原因の場合などは、その後も週1回程度、内服しておくとよい。


鉄剤の内服による副作用として、消化器症状(吐気、便秘、下痢など)が強い場合は、
鉄剤の静脈注射による治療も選択できる。

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