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[咀嚼筋 腱・腱膜過形成・・・・・口が開かない]<咀嚼筋 腱・腱膜過形成>エラが張っていて口が開きにくい人は、一般的な顎関節症ではなくて、「咀嚼筋 腱・腱膜過形成」のことがあります。顎関節症と異なり、徐々に口が開きにくくなるのが特徴です。 腱とは、解剖学において骨格筋が骨に付着する部分の筋肉主体部寄りにある 結合組織のひとつ。 骨と骨とを結合させているものは靱帯という。(Wikipedia)代表的な腱はアキレス腱で、大きさも最大です。咀嚼筋には開口筋と閉口筋とがあります。代表的な閉口筋は「咬筋」と「側頭筋」です。咬筋と側頭筋の腱や腱膜が過形成されると、筋肉の可動域が狭くなるため(筋肉が充分に伸びないため)口が開かなくなります。予備軍は相当数いると思われます。指3本(人さし指・中指・薬指)が縦に楽に入るのが正常で、入らない人は、顎関節周囲に何らかの問題があります。 ・自覚症状のない顎関節症(関節円板の位置異常) ・顎関節周囲の骨の形態が標準形ではない ・咀嚼筋 腱・腱膜過形成などが考えられます。歯科治療の際に、「もっと大きく口を開けてください」と何度も言われる人は、この予備軍です。<治療>咀嚼筋 腱・腱膜過形成が進行すると、指2本(人さし指・中指)が入らなくなり、日常生活に支障をきたします。にぎり寿司が食べられなくなります。この場合には、手術が必要です。腱や腱膜を切除し、場合によっては周囲の骨を除去します。<鑑別>咀嚼筋 腱・腱膜過形成は通常ゆっくりしますが、顎関節症(関節円板の位置異常)も併発している場合、急激に口が開かなくなる「クローズドロック」になることがあります。顎関節症だけでクローズドロックになった場合には、 (1)クローズドロック・マニピュレーション(理学療法) (2)顎関節部の手術(1)、(2)の順番で行います。ところが、咀嚼筋 腱・腱膜過形成と顎関節症との併発のクローズドロックの場合には (A)理学療法 (B)咀嚼筋 腱・腱膜過形成の手術(A)、(B)の順番で治療しないとなりません。しかし、これまで咀嚼筋 腱・腱膜過形成の概念がなかったため、咀嚼筋 腱・腱膜過形成の患者さんに(2)の手術が行われていて、当然手術の効果が低いことがありました。(日本顎関節学会2008)(横山歯科医院)<予防>整体やカイロプラクティックの分野では、今、 腱や腱膜そして筋膜のストレッチがブームです。従来の筋肉自体のマッサージに加えて、筋肉周囲組織のストレッチに関心が集まっています。口腔周囲筋も例外ではなく、口腔周囲筋ストレッチも行われています。(1)上顎歯肉と口唇粘膜や頬粘膜との境界部分を指の腹で押します(口の中)。 場所によっては痛いことがありますが、少し痛いくらいは我慢して押します。(2)同様に、下顎歯肉と口唇粘膜や頬粘膜との境界部分を指の腹で押します。 特に親知らずの外側部分(頬粘膜側)が咬筋になりますので、充分にストレッチ します。(3)下顎を前に出して、志村けん氏の「アイーン」の状態にします。 何回か繰り返します。(4)大臼歯の外側の顔に指4本を当てます。 強く噛むと咬筋が緊張し膨らむのがわかります。 今度は、咬筋がリラックスするイメージを持ちながら大きく口を開けます。 何回か繰り返します。(横山歯科医院)
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