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口腔機能サポートと噛み合わせ治療で歯科予防  横山歯科医院
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TCH101

歯は寿命ある道具・・・使わないと衰えるけど、使いすぎるとへたる]

<歯ぎしりの関連疾患>
歯周病  
   歯周病・歯周疾患は歯周病原因菌による感染症です。
   しかし、「歯ぎしり」が強力な修飾因子であることは間違いありません。
   細菌が主原因か、歯ぎしりが主原因かは意見が分かれるところで、
   「9対1」説から「1対9」説までります。
   「1対9」説の場合、歯ぎしりをコントロールし、片側噛みや歯ぎしりを
   しにくい噛み合わせを構築すれば、歯周病はほぼ制圧できるという考え方です。


以下は、「1対9」説をとるW先生のご意見です。


W先生
お世話になっております。
さて、かねてよりW先生が言っていました安静空隙がない人々ですが、
東京医科歯科大学の木野教授が「歯列接触癖TCH」として広めていて市民権を獲つつ
ありますね。
日本歯科医師会雑誌にも載りましたし、日本顎関節症学会にも多くの関連論文を発表
されております。



>歯列接触癖TCH
大変参考になりました。
というか勇気づけられました。(笑)
歯列接触癖TCH(かっこいいなぁ)が歯周病(態)の原因である事は私の中では
妄想に近い確信があります。(笑)

まず、どんな臓器、いや物体には寿命というか耐用年数、期限があることを
前提とすると、使えば使うほど(噛めば噛むほど)歯が丈夫になるなんてナンセンス、
希望的推測と思えます。

お酒好きの方の肝臓が超人的な肝臓に鍛え上がるでしょうか?
塩分の多い食事が腎臓を丈夫にするでしょうか?
物体に力が加われば、分子間力が低下し、破壊されていく事は、当たり前です。

歯周病の原因菌が存在するという仮定が、コッホの三原則(四原則)ヘンレの原則に
沿わない事はわかっているのに、*****学会が、歯周病は特殊な感染症である
というスタンスを崩さないのは疑問です。
確かに歯周病態を呈している口腔内からは、嫌気性桿菌が検出されます。
しかしもともと口腔内の嫌気性桿菌が条件が整ったため、相対的に増殖しているので
はないでしょうか?
結果的にポケット内の桿菌が歯周組織に障害を与える事には異論はありませんが、
細菌の感染によって歯周病になるとは思えないのです。
細菌に宿主の歯周組織を破壊する意図はあろうはずもありません。
細菌はその環境に適応するものが自然淘汰的に増殖し細菌叢を変化させていきます。

長期間(20年以上)の歯牙に対する非機能的な接触圧が歯牙を動揺させると、
歯肉と歯牙の間に陰圧陽圧が発生する環境が整います。
まさに接触、離開を繰り返すたびに、ポンプのようにプラークを吸い込んで
しまうのではないでしょうか?

最初のきっかけというか、プラークを歯肉溝に引き込む物理的エネルギーが
咬合圧に起因するものであるとしたら、いくらプラークコントロールを徹底し、
イニシャルトリートメント、歯周外科を施術しても、結局良くて現状維持、
普通は緩やかな進行を見つめるだけという歯周病治療の現状は説明がつくと
思います。

あれだけ時間をかけて診療できる大学の歯周病学の教授が、内科的治療が有効などと
アナウンスするのですからいわずもがなでしょう。

患者さんに説明するときは、『あなたの歯には使用できる時間があらかじめ
決まっていて、接触するとその与えられた時間が砂時計のように減っていき、
落ちる砂がなくなると破綻するんです。』と言っております。
はじめは『えっ?』顔をしますが、「使わないと衰えるけど、使いすぎるとへたる』と
説明をすると納得してくれます。
寿命ある道具として歯牙を考えた時、長く使うためには、メンテナンスも大事ですが、
使い方はもっと大切だと伝えています。

患者さんは、『今まで平気だったのに、急におかしくなった…年のせいかなぁ?』と
よくおっしゃいます。
長年かけて、自分の歯周組織にダメージを与えてるなんて、夢にも思っていない
ようです。

人間、感覚で生きているし、あまり悲観的な思考にはとらわれないようにできて
いるのか、自覚症状が無いときに『そんなことしたら健康に悪いよ』って
指摘されても、『平気、平気、自分はならない』と根拠無く考えるようになって
いるようですね。
自分もしかり(笑)

しかし歯列接触癖のある方が、全員歯周病態を呈するかというと、そんな事は
無いようです。
非機能的な力に対して、骨の添加がおこるタイプの方(骨隆起)は歯周病態を
起こしにくいようです。
逆に早期に歯周病態を呈する患者さんは、破骨が簡単におこり易い事が考えられます。

若年性歯周炎が第一大臼歯、第一切歯にミラーイメージで特徴的に顕われるのも
圧力を受けた時間積の差がある事で説明がつくと思われます。

では説明した患者さんに対して、具体的にどう導いていったら良いのか?
試行錯誤の日々が続いております。
私見をだらだらと失礼しました。
なかなかお話を聞いてくれる方がいないので(笑)
ぜひ先生のご意見を拝聴させていただきたいと思います。

追伸
舌の位置異常、低位舌、無力舌が 歯の接触に関係があるような気は最近私も
感じていました。
もっと言えば、舌の位置異常が下顎位の前方変位を引き起こし、結果、
歯列接触癖TCHが起きるのでは無いかとさえ思っています。
タッチスティックによる訓練を取り入れています。

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