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睡眠時無呼吸が脳を消耗させ、脳卒中リスク高める
(HealthDayJapan 2009年1月15日)


睡眠時無呼吸患者では、脳内の血圧や血流が増減を繰り返すため、睡眠中に脳卒中や
死亡が起こりやすいことが、新しい研究によって示された。

米エール大学医学部(コネチカット州)の今回の研究では、閉塞型睡眠時無呼吸
(OSA)により、エピソード(症状発現)時に、脳への血流が減少することが判明。
症状が発生すると、臓器の血圧が上昇する。
これが繰り返されると、最終的に、そのような状態での脳自身の保護能力も低下して
しまうという。

米国では1,800万人以上が睡眠時無呼吸と診断されている。
睡眠時無呼吸は、気道上部が閉塞するために呼吸が妨げられたり、止まったりする状態。
この状態では血中酸素レベルが低下し、血圧が上昇するが、目を覚ますと元に戻る。
このサイクルが夜間に繰り返される。
同チームは初期研究で、睡眠時無呼吸患者は、呼吸障害のない同様の健康状態の人に
比べて、脳卒中や死亡の発症率が3倍高いことを明かにしている。

今回は、睡眠時無呼吸患者はそうでない人に比べて、睡眠中の脳血流速度が遅く、
血中酸素量が著しく少ないことが判明。
また、血圧低下が回復し、脳への血流が正常な状態に戻るまでの時間が長かった。
研究者らは、これは脳が必要に応じて血流を調節する脳の自己調節機能
(オートレギュレーション)の問題であるという。

研究結果は、医学誌「Journal of Applied Physiology(応用生理学)」
2008年12月号に掲載された。

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