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口腔機能サポートと噛み合わせ治療で歯科予防  横山歯科医院
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[歯周病再生治療「歯根膜を再生」]
(日経産業新聞 日付不明)


<「歯根膜」シート状に培養、来年に臨床研究>
再生医療のバイオベンチャー、セルシード(東京・新宿、長谷川幸雄社長)と
東京女子医科大学は再生医療で歯周病を治療する国内初の技術を開発、
2009年初めをめどに臨床研究を始める。
抜歯した歯から細胞を取り出しシート状に培養、歯に張り付けて
破壊された歯根膜の再生を促す。
治癒までの期間を従来に比べ半減できるとみている。

今回の臨床研究は重度の歯周病の患者が対象で、2年間で10人程度を予定している。

歯周病が重症化すると歯肉の炎症が深部に進行し、歯の根を覆う「歯根膜」を破壊する。
歯根膜は歯と歯肉の接着剤の役割を果たすが自らは再生せず、破壊されると
歯を覆う歯肉の位置が下がり、歯が安定しなくなる。

新治療技術は親知らずや重度な虫歯などで患者から抜いた1本の歯から削り取った
歯根膜を使う。
削り取った歯根膜を皿の底に細胞が吸着しやすい加工を施した培養皿で約4日間培養。
歯根膜は皿の底に張り付き、歯の破片など不要な組織は洗い流せる。
これを3回繰り返して細胞を100万個程度に増やす。
それを細胞シート専用培養皿で約1週間培養して、直径35mm、厚さ約10μmの
シート状にする。
3枚のシートを重ねて患部に合わせた大きさに切り、歯周病でできた歯肉の穴に
入れ込む。
その後、歯根膜が再生し、歯肉の位置が上がる。
やけど治療で実用化した再生医療を歯科分野にも応用する。

東京医科歯科大学が犬を使って実施した動物実験では術後4週間で歯根膜の再生を
確認できた。
ヒトの場合、治癒までの期間は3−6カ月程度とみられる。

これまで豚から採取した歯のもとになる胚(はい)組織を注入する方法があるが、
治療に約1年かかる。
新技術は早期治療が期待できるため、臨床研究で効果が確認できれば2013年にも
承認申請のための臨床試験(治験)を始める計画。

現段階では滅菌が保たれた部屋で手作業で細胞を培養する必要があり、
シート生産に多額のコストがかかるのが課題。同社は今後日立製作所と共同で
自動培養装置の開発を進めるなどで生産コストの引き下げを目指す。




 

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近未来の歯周病治療
[歯周病再生治療「歯根膜を再生」]


歯周病の再生治療のキーポイントは「歯根膜」です。

歯周組織は
  ・歯肉
  ・セメント質
  ・歯槽骨
  ・歯根膜
の4種類で構成されています。

歯肉は皮膚と一緒で再生能力が高いので、歯周病治療ではあまり問題となりません。
大きな歯槽骨の欠損は、他の骨を移植するようになります。

小さな歯槽骨欠損とセメント質とは「歯根膜」から分化誘導されるので、「歯根膜」が
キーポイントとなります。


もちろん、歯根膜自体の機能も重要です。
  ・咬合力に対するクッション材
  ・圧力センサー

歯根膜の圧力センサーは非常に優秀で、髪の毛が細いか太いかを判別できるのは、
  ・視覚
  ・歯根膜
です。
指先で判別できる人もいるかも知れませんが、上下の歯列にはさむ方がより確実です。
歯根膜は、体の中で最も優秀なセンサーなのです。


歯根膜センサーは、実は前歯の方がより繊細で、奥歯の方が若干ルーズです。
ですから、前歯がきちんと噛み合っていない場合、「歯ぎしり」や「噛み締め」の
力が大きくなってしまい、奥歯にダメージを与えてしまいます。
ダメージを受けた奥歯の位置がズレ傾斜し、その噛み合わせの歪みが前歯に及ぶ
という悪循環に陥るのが、「噛み合わせが原因の歯周病」です。
前歯が伸びて&開いた「歯周病による出っ歯」が典型的なパターンです。

(横山歯科医院)
 

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