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虫歯に伴う掌蹠膿疱症
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病巣感染症を起す可能性がある歯が1〜2本であれば、 該当する歯を抜歯してみる価値はあります。 抜歯した後は、 ・ブリッジ ・入れ歯 ・インプラント で治療することが可能だからです。
しかし、 掌蹠膿疱症を発症する患者さんは、 病巣感染症を起す可能性がある歯が多数ある場合がほとんどです。 疑わしい歯を全部抜歯すると 半分以上の歯を失うことになります。
ところが、 疑わしい歯を全部抜歯したけれど、 掌蹠膿疱症が完治しないことも少なくありません。
よって、 扁桃腺摘出手術や、金属アレルギー対策を行った後で、 それでも改善しない場合に考慮するべき項目になります。
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虫歯に伴う掌蹠膿疱症と栄養療法
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病巣感染症を起す可能性がある歯、 すなわち「根尖病巣」は 細菌 vs 免疫力 の戦いの結果で生じます。
細菌が多過ぎる場合には、 細菌を減らす治療が必要です。 ・根管治療 ・抜歯 などです。
免疫力を上げる最も効果的な方法は 栄養障害(栄養素の不足や過剰)を改善することです。
特に、 多数の根尖病巣が存在する患者さんは、 栄養療法が必須です。
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「栄養医学療法」
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根尖病巣(根尖性歯周炎)とは
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根尖病巣とは、 歯根の先端付近にできる病気 ・歯根肉芽腫 ・歯根嚢胞 などの総称です。
X線上は黒く見えます。 該当する部分の骨が吸収して(無くなって)、 X線を透過するために黒く見えます。
根尖病巣ができる原因は、 ・根管の中の細菌が増加する ・歯根破折やひび割れ ・歯周病の進行 などです。
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「掌蹠膿疱症(目次)」
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