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上下の歯並びが1か所で交わっている噛み合わせを「交叉咬合(こうさこうごう)」と いいます。 交叉咬合には、 ・上下顎の大きさのバランスは正常で、下顎が左右のどちらかに偏っている場合 ・上顎が小さくて(稀に大きくて)、下顎のアーチからずり落ちている場合 ・2つの混合タイプ とがあります 正常な噛みあわせでは奥歯でものを噛むと、上の前歯と下の前歯の中心(正中線)が 一致して噛み合いますが、交叉咬合ではほとんどの場合正中線が一致しません。
上顎が小さくて、両側に臼歯交叉咬合がおこる場合は左右の顎のズレは生じませんが、 奥歯の噛み合わせが逆被蓋になるため噛む機能が低下します。
当院で交叉咬合の診断をしますと、 「だから食べるのが遅いんだ」 「怒ってごめんね」 という展開になるケースがほとんどです。 食べるのが遅い子は要チェックです。
<交叉咬合は乳歯から要注意> 交叉咬合は乳歯列から生じます。 2.5〜3歳で乳歯が生え揃います。 乳歯の時期に正面から見て、上下の前歯の中心線が一致しているかチェックしてください。 もし中心線が一致せずずれていたら、奥歯を確認してください。 少しでも疑いがあれば3歳児健診で一応相談してみてください。 但し、担当医が矯正治療や小児歯科治療を行っていなければ、「様子を見ましょう」と 言われてしまう可能性があります。
<交叉咬合がおこる原因> ・顎を机に押し付けるような姿勢で絵を描く ・横向き寝 ・頬杖や肘枕(縦肘)
<交叉咬合は歯を失う最大危険要因> 交叉咬合は、 ・「顎変形症」の最大の要因で、外科的矯正治療の過半数が交叉咬合です ・歯を失う最大危険要因で「8020」の最大の障害です
(横山歯科医院)
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