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[下顎前突(受け口、反対咬合)とは](gooヘルスケア)<どんな病気か>下顎前突(受け口)とは、一般に下あごの骨が過剰に成長し前方に突出した状態をいいます。上の前歯と下の前歯が反対の噛み合わせになった状態をいう反対咬合という言葉とは、厳密には少し意味が異なります。下顎前突には、下あごの過度な成長や上あごの成長不十分による骨格性のものと、上の歯が後方に傾斜したり下の前歯が前方に突出している歯性のものがあります。欧米人に比べて日本人に多いといわれています。<原因は何か>遺伝、口唇裂・口蓋裂、内分泌疾患などの病気や、舌の位置・大きさ、悪い癖が長く続いた場合など原因となります。<症状の現れ方>噛み合わせが反対になっているために噛む力が弱くなったり、サ行やタ行などが発音しづらくなることがあります。また、下あごが前に出ているなどの外観上の問題から心理面に悪影響を及ぼすこともあります。<治療の方法>幼少期にあごの前後のずれがみられる場合、下あごの成長を抑制するチンキャップ、上あごの成長を促進させる上顎前方牽引装置や機能的矯正装置などを用いて治療します。歯の位置に異常がある場合には、床矯正装置やリンガルアーチなどの簡単な装置を用いて治療します。あごの成長がほとんど終わった永久歯列期では、マルチブラケット装置による治療を行い、また必要に応じて歯を抜いて治療をする場合もあります。あごのずれが大きい場合は、外科手術を伴う矯正歯科治療が行われることもあります。(執筆者:森山啓司、高橋 巧、北瀬由紀子)http://health.goo.ne.jp/medical/search/10E10800.html [下顎前突症とは(2)](gooヘルスケア)<どんな病気か>日本人に最も多くみられる「顎変形症」で、下顎骨が上顎骨に比べて大きく、前方に位置しているために下あごが突き出てみえます(三日月様顔貌)。また、噛み合わせでみると下の前歯が上の前歯より前のほうにあり、噛み合わせが正常と反対になっています(反対咬合)。このため、前歯で物を噛み切ることが困難となり、また、発音も少し違和感があり、しゃべりにくいと訴えます。<原因は何か>一卵性双生児の2人ともが下顎前突症である率(一致率)は、二卵性双生児のそれより高い事実や、両親のどちらかが下顎前突症であれば、その子どもたちにこの病気が出る率が高いことからも、遺伝的な要因が関わっていることは事実です。しかし、まったく遺伝的に問題がない人にも多くみられ、後天的な原因、たとえば舌で下顎の前歯をいつも押す癖、舌が病的に大きい(巨舌症きょぜつしょう)、臼歯(奥歯)が悪くて前歯で噛む癖、などが原因と考えられる場合もあります。注意すべき病気には、脳下垂体の異常で成長ホルモンが過剰に分泌されて起こる巨人症や末端肥大症があります。<症状の現れ方>下顎骨は身長が伸びる時とほぼ同時期に成長するので、12〜15歳ころに下顎の前方への突出が目立ってきます。下顎の成長は、女子で16歳ころ、男子で18歳ころには完了するため、下顎前突症の進行もこの年齢ころには停止しますが、元にはもどりません。<治療の方法>下顎の前歯の軸が前に倒れているために反対咬合になっているような軽度な下顎前突症の場合には、下顎の小臼歯を左右各1本抜歯して、歯列矯正治療によって下の前歯を後ろへ動かすだけで治療することもできます。下顎の骨自体が大きくて下顎の突出が強い場合には、手術前の歯列矯正治療と骨切り手術(顎矯正手術)が必要です。下顎の手術には1週間〜10日間の入院が必要です。(執筆者:飯塚忠彦)http://health.goo.ne.jp/medical/search/10D41000.html
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