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[恋愛遺伝子とフェロモンから遺伝学と嗅覚と「婚活」を学ぶ]
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[ゲノムインプリンティングと体臭]
(ビジュアル生理学)
女性がある男性の体臭を不快に感じるかどうかは、父親由来のHLAのタイプによります。
(Nature Genetics, 2002)
[ゲノムインプリンティング]
(Wikipedia)
ゲノムインプリンティングとは、遺伝的刷り込みとも言われる、遺伝子発現の制御の方法の
1つである。
一般に哺乳類は父親と母親から同じ遺伝子を2つ(性染色体の場合は1つ)受け継ぐが、
いくつかの遺伝子については片方の親から受け継いだ遺伝子のみが発現することが知られている。
このように遺伝子が両親のどちらからもらったか覚えていることを「ゲノムインプリンティング」
という。
[父親由来か母親由来かが大事−ゲノムの刷りこみ]
(東京医科歯科大学難治療疾患研究所エピジェネティクス分野 Dr.石野史敏)
あなたの体を作る細胞には、ゲノム(DNA)が46本の染色体という形で入っており、
23本は父親由来、23本は母親由来だ。
このうちの22本分は相同な染色体で、同じ位置で対になった2つの遺伝子
(対立遺伝子と呼ぶ)は原則として同じようにはたらく。
対立遺伝子はコピーに近いが、もちろんそのはたらきには優性と劣性の違いがあり、
一方の性質が表面化する場合もある。
ところが1984年、哺乳類のゲノムには、父親由来か母親由来かで働いたり働かなかったり
するよう予め記憶の刷り込まれた対立遺伝子が存在することが発見された。
1991年には、父親から受け継いだ染色体でしかはたらかない遺伝子(PEG)と、
母親からの染色体でしかはたらかない遺伝子(MEG)とが実際に同定された。
普通の生物学の教科書ではこの現象を扱ったものは少なく、まだあまり知られていないが、
これから注目されるはずだ。
あなたの体の細胞の中で一生、父親由来か母親由来かという記憶を持ち続け、
その記憶によってはたらくかはたらかないかがきまる(生物学用語では発現が制御
されている)遺伝子があるということは、哺乳類の個体発生にとってとても重要な
現象だからである。
PEGやMEGのことをインプリンティング(刷りこみ)遺伝子と呼び、この遺伝子の働きに
よって起きるさまざまな現象をゲノムインプリンティング(ゲノムの刷りこみ)と呼ぶ。
http://www.brh.co.jp/seimeishi/journal/38/research_11.html