YOKOYAMA DENTAL OFFICE
口腔機能サポートと噛み合わせ治療で歯科予防  横山歯科医院
栃木県宇都宮市平松本町342-5<地図>   電話028-634-3110(平日の9時〜18時)
インターネットで24時間ご予約受付しております<PC予約><携帯予約
 

occulusion001

[乳幼児期の食べ方がかみあわせに与える影響とは]

(毎日新聞 2009年11月2日 どうする「未病」)



<咀嚼がおかしい子どもの背景> <「哺乳期、離乳期」の問題点>

  「食べるときに口いっぱいにほおばる」
  「ペチャクチャ音をたてる」
  「丸のみをする」
3歳を過ぎたお子さんにこうした兆候がある場合、「咀嚼(噛むこと)」に問題が
生じている可能性があります。
こうした子どもにスプーンで食べ物を与えるとうまく唇で取り込めず、
何度やってもこぼしてしまうようなことがあります。
なぜこのようなことが起こるのでしょうか。

咀嚼のためにまず重要なのが唇です。
特に大事なのが上唇で、食べ物を口の中に取り込む役割を担っています。
上唇をうまく使えない子どもは、口の中に食べ物を無理に押し込むことになり、
丸のみに近いかたちで摂取をすることになってしまいます。

舌の動きもポイントになります。
食べ物を前の歯で噛み切り、奥の歯で噛み砕くという複雑な動作のためには
舌の動きが欠かせません。
舌が十分に動かない状態では食べ物の移動もスムーズにいかなくなってしまいます。

咀嚼がうまくできないと
  「ストローで飲料がうまく吸えない」
  「お誕生日のロウソクの火を吹き消すことができない」
など、様々な動作に支障が出てきます。


咀嚼の原点は「哺乳期」・「離乳期」にあり、この時期の食事の与え方が
食べ方に大きく影響します。

まず、哺乳期はおっぱいを吸うことによって唇や舌、顎が自然に鍛えられます。
しかし、人工乳の場合、こうした機能がうまく発達しない可能性があります。
哺乳瓶の乳首にはいろんなタイプがありますが、穴の大きいLサイズを使用している
乳児では舌や下顎がほとんど動いていなかった、という調査報告があります。

また、離乳食を与える時はスプーンを下唇に軽く触れさせ上唇でとらえるというのが
上手な与え方ですが、唇に触れることなく口の奥へ入れたり、直接上唇に
スプーンの食べ物を押し当てる親御さんがいます。
この与え方では「食べ物を取り込む」という唇の訓練ができず、その結果、
唇がなんとなくゆるんだ感じになったりします。
いろんな物をなめたり、しゃぶったりさせましょう。

離乳後期には手づかみ食べをおおいにさせ、一口の量を覚えさせましょう。
噛む力がまだ十分ではないのに固い離乳食を与えることなども問題となります。

食事の与え方以外にも咀嚼の問題が生じる原因がいくつかあります。
例えば、「おしゃぶり」を2歳以降も続けている場合、口を閉じても前歯や側方の歯が
上下でかみあわなくなる「開咬」などの異常が起こりやすいことがわかっています。
「指しゃぶり」の癖も同じリスクがありますので注意しましょう。

また、むし歯を未治療のままにしていたり、失った歯をそのままにしておいたりすると
健康な歯だけで噛む癖がついてしまいます。
咀嚼の問題から片側だけの歯で食べる生活を何年も続けていた結果、
左右の顔がアンバランスになってしまった方を何人か診ています。

咀嚼に異常があると食べ物の消化・吸収に支障が出て、栄養が十分に取り込めなく
なります。

また、顎など口腔器官の発達も悪くなり、「歯並び」にも問題が起こってしまいます。
また、咀嚼は脳の発達とも連動しており、そのためにも「正しく噛むこと」は
非常に大切です。

親御さんは是非、小さい頃から子どもの食べ方をよく観察していただきたいと思います。
そして「おかしいな」と思ったら早めに歯科医に相談してください。
日本顎咬合学会では正しい咀嚼の指導および治療に力を入れています。
きちんとかめるようになった子どもたちは自信がつき、顔つきが生き生きとして
くるのが印象的です。
(日本顎咬合学会・増田純一)


http://mainichi.jp/life/health/mibyou/archive/news/2009/20091102org00m100060000c.html   


 

HOME > 咬合噛み合わせ > 乳幼児期の食べ方がかみあわせに与える影響とは
HOME > 早期歯並び治療 > 不正咬合とは > 乳幼児期の食べ方がかみあわせに与える影響とは
HOME > 小児歯科 > 乳幼児期の食べ方がかみあわせに与える影響とは

MB001
QR201005

Google
WWW を検索 yokoyama-dental.jpを検索
on