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症例
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[頬骨の高さと嘔吐反射との関係]
60代女性 総義歯
嘔吐反射が強く義歯を入れているのが辛い
何軒もの歯科医院にて何十個も義歯を作ってもらったが、 嘔吐反射を抑えることは出来なかった
A歯科(研究会メンバー)を受診 A歯科では、B歯科技工士との協同研究によって 頬骨が高い人に嘔吐反射が強い患者さんが多いことを発見した
60代女性も頬骨が高かったため、 頬骨が高い人向けの総義歯を作製したところ、 嘔吐反射を抑えることが可能となった
(研究会症例)
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[咬合低位に伴う歯牙異常感と嘔吐反射]
40代女性
左右上顎大臼歯が失活歯(神経が無い歯)なのに響く、しみる
<全身疾患> 自律神経失調症 しばしば風邪をひく 疲労感が極めて強いく多くの動作にため息が伴う 左右両側慢性副鼻腔炎が治っては再発する 失神の既往があり大学病院に検査入院するも原因不明
<口腔内外の問題点> 嘔吐反射 骨隆起 歯牙の違和感を繰り返し訴え上顎左右臼歯に集中 冠の脱離を繰り返す X線にて下顎頭(顎関節)に高度な吸収が認められる 下顎前歯部叢生&歯軸傾斜 上下口唇過緊張 レジンアレルギー
<考察> 子どもの頃からの、 うつ伏せ寝や歯列接触癖をはじめとする様々な生活悪習癖(態癖)によって、 咬合高径が徐々に低くなっていったのが根本原因と考えられ、 その対策治療が必要
(当院症例)
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[栄養障害(栄養素不足)が原因であった嘔吐反射]
虫歯&歯周病により残存歯が少ない 咬合高径は低下している 舌が荒れている ドライマウス口腔乾燥症傾向
重度の栄養障害が疑われた 血液検査・栄養解析の結果、様々な栄養素が不足していた
栄養療法と並行して 咬合高径をわずかに高くした(元々の高さに近づけた)ところ 嘔吐反射はやや軽くなった
(当院症例)
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原因不明の嘔吐
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