YOKOYAMA DENTAL OFFICE |
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[骨リモデリングと抜歯窩とエリカ様]
骨はたえず壊しては(吸収)つくりなおす(再生)ことを繰り返している。
骨には周囲の硬い部分「皮質骨」と中央の軟らかい部分「海面骨」の2つのタイプが
存在する。
「皮質骨」の場合、若年者で2〜3年でリモデリングしている。
大人でも20年程度でリモデリングしている。
「海面骨」の場合、若年者で4〜5か月でリモデリングしている。
大人でも4年度でリモデリングしている。
歯槽骨は主に「海面骨」からできている。
抜歯した場合は、体内部分=抜歯窩が外界に露出していて、生体にとって危険な状態
なので、通常のリモデリングの数倍の速さで骨の新生・再生が行われる。
抜歯窩が骨で満たされるのは6〜12か月である。
もし栄養状態が悪ければ、抜歯窩治癒に12か月以上かかるか、完全に治癒しないことも
ありえる。
重要なことは、体の成分は常に新陳代謝していて、常に充分な栄養を必要としている
ことである。
心筋細胞のように分裂再生しない細胞もあるし、神経細胞のように分裂再生が極めて
ゆっくりな細胞もあるけれども、それらの細胞の構成成分は常に新陳代謝していて、
常に充分な栄養を必要としていることである。
心筋細胞は分裂再生しないので癌化しないため、「心臓癌」を耳にすることはない。
逆に分裂再生しないので栄養不足によりダメージを受けると、その後栄養状態が
良くなっても心筋細胞は復活しにくい。
心筋症の中には一部遺伝子異常も見つかっているが、原因不明も少なくない。
原因不明の心筋症の中には、栄養不足が隠れていると思う。
心筋細胞は休まず収縮しなければならないため、多くのミトコンドリアによって
たくさんのエネルギーをつくり続けなければならない。
栄養不足によってエネルギーが充分につくれない。
ミトコンドリアによるエネルギー産生では「活性酸素」が発生する。
栄養不足では活性酸素を除去できない。
心筋細胞はカルシウムによって規則正しいリズムを刻んでいる。
日本人にとって最も摂取不足はカルシウムだろうと考えられている。
他の摂取不足は、鉄・亜鉛などである。
カルシウムの摂取不足に加えて、リンPの過剰摂取はカルシウムを排泄させる。
そして、リンは加工食品やインスタント食品、清涼飲料水などに大量に含まれ、
世の中に溢れている。
ヒトの体の構成成分は数年で全て入れ替わっていると考えられている。
学校給食のおかげでかろうじて栄養バランスを保っている子どもが少なくない。
その子ども達は、学校給食が終わって数年で体の構成成分が絶対的に不足する。
学校給食が終わると不登校や引きこもりが急増するのは当然の結果である。
実験的に朝給食を実施したところ、校内暴力が減少した等の報告もある。
子ども達にとって必要なのは子ども手当てでなくて、より長く、より多くの
学校給食である。
可能であれば、朝・昼・晩の3食が望ましく、可能であれば、高校卒業までの
学校給食が望ましいと思う。
高校無償化の前に、高校給食化が望ましいと思う。
社員食堂は経費がかさむので廃止の流れが加速していた。
しかし近年、病気休暇による労働損失や健康保険の支払い増加との比較検討によって、
或いは社員間のコミュニケーション目的で、社員食堂の復活や新製をする企業が
増え始めているという。
世の中のお母さんが全員「エリカ様」(エリカ・アンギャルさん)ならば、給食の必要は
全くないけれど、皆がみな栄養士の資格をとってさらにそれを活かして実践するには
無理があることでしょう。
栃木県は、高校の中退者の割合が、大阪府に次いでワースト2である。
小中学生の校内暴力や不登校もワースト上位である。
校内暴力や不登校は、まじめに報告する県としない県とがあるので、簡単に何位とは
言えないけれど、高校の中退者の割合はあまり誤魔化しができないので、そこそこ正確
である。
高校の中退者の割合から考えて、小中学生の校内暴力や不登校のワースト上位も
まず間違いない思う。
教育関係のボランティアに携わっている人は皆知っている事実である。
個人的には、栄養の問題が根底にあるのではないかと推測している。
(横山歯科医院)