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慢性低栄養&急性循環不全の小児症例

(某県立病院こどもセンターの症例)

歳6か月の男児。

2歳6か月まで母乳中心で育てられました。
(母親はみるからに栄養状態が悪そうでした)

母乳以外には稀にパン等の炭水化物を与えていました。

母親が1週間前より体調が悪化し、
3日前からはあまり食事を摂っていませんでいた。
そのため、ほとんど母乳が出なかったようでした。

男児が突然眠り込み、
その後「下顎呼吸」となったため
救急車を呼びました。

結果的には、
こどもセンターでの治療により
無事退院できました。

しかし、
「下顎呼吸」は極めて危険な状態でした。
体力が極端になくなると
腹式呼吸はもちろん胸式呼吸もできなくなります。
比較的最後まで動く咀嚼筋を使って
下顎を開閉口・前後させて呼吸する状態を
「下顎呼吸」と呼びます。
死と向かい合わせの呼吸です。


血液検査の結果
当然ながら、重度の低栄養が認められました。

アトピー予防や食物アレルギー予防のために
母乳中心が良いとする考え方にも
意義があるとは思います。
肉や魚介類はなるべく大きくなってから
与えるべきだという考え方にも一理あります。

しかし、
これらの考え方が成り立つのは、
両親ともに栄養状態が満点の場合だけでしょう。

ミスユニバースジャパン公式栄養コンサルタントの
エリカアンギャルさんの食事を越えるような食生活を
両親ともに続けている場合には、
2歳くらいまで母乳中心で育てても
「やや小ぶりながらピカピカの子ども」が育つことでしょう。

アトピー性皮膚炎の栄養療法

アトピー性皮膚炎の治療に力を入れている
小児科に先生によれば、


小児(本人)不足しやすい栄養素
(1)鉄
(2)亜鉛
(3)ビタミンB群
(4)タンパク質/アミノ酸

母親不足しやすい栄養素
(1)鉄
(2)亜鉛
(3)ビタミンB群
(4)ビタミンD

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