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虫歯多発金属アレルギーと不妊治療症例

30歳女性。
虫歯が非常に多く、
治すそばから新たな虫歯ができる状態でした。

また、流産も経験していました。

虫歯の根本原因は
栄養障害(栄養素の不足や過剰)です。
栄養障害は流産や不妊とも関係が深い病態です。

栄養療法を希望したため
血液検査〜栄養解析を行うと、
予想通り様々な栄養素が不足していました。

サプリメント療法を勧めたところ、
食事の改善で頑張ってみたいとの意向でしたので、
食事栄養のアドバイスをしました。

相当部頑張って食事を工夫されたようですが、
再度の血液検査〜栄養解析でも
数値があまり改善しませんでした。

さらに食事を工夫して頑張っている頃、
じん麻疹(皮疹)が出現しました。
元々アレルギー体質でしたが、
長期間治らないじん麻疹は初めてとのことでした。

金属アレルギーを疑い検査しました。
いくつかの金属に対して弱い反応は出ましたが、
すぐに口腔内金属を除去した方が良いとは言えない
程度の反応でした。


ピロリ菌に対する抗体値が
栄養医学的には疑陽性(検査会社の基準では陰性)だったため、
消化器内科に紹介受診してもらいました。

すると、
胃内視鏡検査で大量のピロリ菌が確認された
との報告がありました。

ピロリ菌除菌が終了し、
除菌後の検査をパスした頃から、
じん麻疹(皮疹)が軽快・治癒しました。

それから半年後、
妊産婦歯科健診に来院されました。
たいへん感謝されました。


<考察>
大量のピロリ菌のために、
摂取した栄養が消化・吸収されていなかったと
推察されます。

当院で出来ないこと

当院は産婦人科ではありませんので、
不妊を主訴に来院されても栄養療法はできません。

不妊で悩んでいる方は、
・虫歯が多い(治療済みも含めて)
・歯周病が進行しやすい
・口内炎が出来やすい
・ドライマウス口腔乾燥症かその予備軍
・唾液性状の悪化
・歯ぎしりや噛みしめ
・寝言
・いびき
・口臭や体臭の悪化

などの口腔関連症状を伴うことが少なくありません。

当院では、
それらの口腔関連症状改善の目的で栄養療法を行い、
結果として
妊娠に結びついた人もいます
ということをご案内しています。

当院で出来ること

栄養療法の結果、
妊娠に結びついた場合、
サプリメントを飲み続けて
胎児に影響はないだろうかという心配がでてきます。

その際には、
栄養療法を行っている産婦人科をご紹介したり、
栄養療法に詳しい産科や婦人科の医師から
アドバイスを頂いたりします。

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栄養医学・咬合・機能
トータルで健康を考える
横山歯科医院
顎口腔以外の疾患サイト   
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不妊と歯科との関係(目次)

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低栄養&循環不全の小児症例

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栄養医学療法