YOKOYAMA DENTAL OFFICE |
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[治療に関するご相談 <唾液過多症&歯列接触癖>]
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[説明]
こんにちは、横山歯科医院・横山です。
当院に「唾液過多」を主訴に来院された患者さんの中に、「真性唾液過多症」の人は
1人もおりません。
唾液分泌量が正常の人も極くわずかで、ほとんどは重度の「ドライマウス口腔乾燥症」か
ドライマウス予備軍です。
実は「水分」というのは飲み込みにくいもので、特に少量の水分は極めて飲み込みにくい
ものです。
老人ホームでも、最も「誤嚥」に気をつけているのが水分です。
しかし、水分を摂ってもらわないと脱水になってしまうため、ゼリー状にして飲み込み
やすいように工夫したりしています。
唾液が多ければ、水分をひとまとめにできるので、嚥下は楽になります。
正常範囲を超えて唾液が多い患者さんもいますが、それらの患者さんの主訴はたいがい
虫歯治療であって、唾液が多い悩みということはありません。
自称「唾液過多症」の患者さん、すなわち「仮性唾液過多症」の人も、水やお茶、
コーヒーを飲み込めないと訴えるケースはありません。
お茶やコーヒーは嚥下可能なのに唾液が嚥下できないのは、唾液が少ないか、嚥下機能が
低下しているかが原因です。
・ドライマウス口腔乾燥症を改善する
・粘性唾液性状を改善する
・嚥下機能を高める
等の治療が必要です。
歯を当ててしまう「噛み締め」には
・日中噛み締めてしまう「歯列接触癖」
・睡眠時に締めてしまう「噛み締めタイプ歯ぎしり」
とがあります。
「歯列接触癖」は日中のことですので、意識して改善可能であり、また改善しなければ
なりません。
夜間睡眠時の「噛み締めタイプ歯ぎしり」は意識して改善可能できるものではないため、
対策や治療が必要となります。
歯並びが悪いために夜間睡眠時の「噛み締めタイプ歯ぎしり」が発生している可能性は
ありますので、歯列矯正によって「噛み締めタイプ歯ぎしり」が改善するかも知れません。
しかし、日中の「歯列接触癖」しろ、夜間睡眠時の「噛み締めタイプ歯ぎしり」にしろ、
歯列矯正によって歯が動くのを妨害する作用がありますので、少なくとも日中の
「歯列接触癖」は改善する必要があり、矯正治療期間が長くなること覚悟しておく必要も
あります。
夜間睡眠時の「噛み締めタイプ歯ぎしり」だけであれば、「スプリント」を併用する等、
矯正治療時の対策は可能だと思います。
噛み合わせが悪いのには理由がります。
軽度の凸凹(叢生)を除き、多くは口腔機能に問題があるために噛み合わせが悪化していて、
また、悪化したなりにバランスがとれているので、その位置で噛み合わせが存在している
のです。
改善した歯並びに調和した口腔機能をマスターしなければ、悪化したなりにバランスが
とれている元の噛み合わせに戻る可能性があります。
「正しい口腔機能」をマスターするのは大変な努力が必要ですが、その一部にドライマウスを
改善する訓練や、嚥下機能を高める訓練も含まれています。
ブラケット&ワイヤーを使用する矯正治療の場合、虫歯や歯周病が進行しやすいので、
ドライマウス口腔乾燥症は事前に改善しておく必要があると思います。
ご参考になれば幸いです。
(横山歯科医院)