初診・再初診の方へ

案内地図

再診(治療中)の方

院長自己紹介

FAQ・お問い合わせ

サイト内検索

 Home>     
IH調理器で健康被害か 喫茶店夫婦 不整脈と提訴
        

b69fa7a4945158ef30c1d870c7deefb
item3a

栄養医学・咬合・機能
トータルで健康を考える
横山歯科医院
顎口腔以外の疾患サイト   
http://yokoyama-dental.jp/
栃木県宇都宮市平松本町342-5    電話028-634-3110(平日の9時〜18時)
インターネットで24時間ご予約受付しております
http://yokoyama-dental.info/ (顎口腔疾患サイト)
お問い合わせはこちらからお願い致します

[IH調理器で健康被害か 喫茶店夫婦 不整脈と提訴  三洋欠陥ない]   

(産経新聞  2010年8月5日)


IH(電磁誘導加熱)調理器を使い続けて不整脈などの心疾患になったとして、神戸市内で
喫茶店を営む夫婦が製造元の三洋電機を相手取り、約8,900万円の損害賠償を求める訴訟を
大阪地裁に起こしていたことが5日、分かった。

三洋電機は「ごく微量の電流が流れることは認めるが、健康被害が生じるような欠陥はない」と
して全面的に争っている。

近年需要が増えているIH調理器の安全性をめぐり、双方の主張は真っ向から対立しており、
司法判断が注目される。


訴状によると、夫婦は平成16年4月、IH調理器を購入し、店で使用。
平成17年2月、調理を担当していた男性(64)が心臓病にかかり、同年6月にはペース
メーカーを装着した。
妻(58)が調理を交代したところ、平成18年10月ごろから妻にも不整脈の症状が出始め、
次第に悪化した。
平成19年1月、IH調理器の影響を疑い、ガスコンロに変更すると、妻の不整脈は沈静化したと
いう。


徳島大が夫婦の依頼を受けてこのIH調理器を使って実験したところ、ステンレス製の調理器具
には、周波数2万〜6万ヘルツの電流が流れ、一定の接触条件で人体にも流れることが判明。
平成20年8月には三洋電機の担当者も実験に同席、電流の存在を確認した。

徳島大の伊坂勝生名誉教授(電気工学)によると、IH調理器に乗せたステンレス製の鍋などに
片手で触れるだけでは人体に電流はほとんど流れない。
しかし、プラスチックなどで覆われていない鍋の取っ手を片手で握りながら、もう片方の手が
トッププレート縁の金属部分やステンレス製の流し台に触れるなどした場合、手を通って人体に
微小電流が流れるという。

IH調理器からの電流について、伊坂名誉教授は一般の家庭用電源(周波数50〜60ヘルツ)の
電流よりも刺激は小さいとしながらも、「人体への影響に関する研究データがほとんどない。
心臓の弱い人や病気の人が毎日調理で使うことを考えると医学的検討が必要ではないか」と
指摘する。


一方、三洋電機は「高周波数の方が人体への影響は小さくなる。原告側の主張は根拠がない。
製品は電気用品安全法に基づく技術基準を十分満たしている」と反論している。





http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/100805/trl1008051400002-n1.htm