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電磁波過敏症と脳血流量の変動
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[電磁波過敏症と脳血流量の変動]     

(朝日新聞  2003年)


30代の女性は一昨年暮れ、急に体調を崩した。
突然、頭痛がしたり、熱はなにのに体が熱く感じたり、口や手が震えたり。
横になっても動悸が激しく、眠れない夜が続いた。

思い当たる原因はなく、試しにマンション最上階にある自宅を離れてホテルに宿泊した。
数日で軽快したため、自宅に戻ったところ、再度悪化した。

何度か繰り返すうちに、部屋の真上に携帯電話の中継基地局があり、数か月前に増設工事が
あったことを知った。

電子レンジやパソコンを使うと症状がひどくなり、外出先で急に頭が締めつけられるように
痛む時も、近くで携帯電話をかけている場合が多いことに気が付いた。


電磁波の影響を疑い、神経内科を受診したが、取りあってもらえず「パニック障害」と診断
された。


昨年夏に、北里研究所病院で、実際に電磁波を浴びる検査を受けたところ、脳の血流量が減る
など、電磁波が影響しているらしいことがわかった。


現在は転居し、家電の使い方も工夫して体調もやや落ち着いたが、いつどこで症状がでるかと、
外出時も常に不安を感じるという。



同病院は昨年来、症状を訴える人を被験者に、電磁波を発生させて体の変化を測定した。
脈拍や瞳孔の大きさなども調べたが、最も顕著に変化が現われたのは、脳の血流量だった。

19〜48歳の健康な人のグループでは、電磁波を浴びても血流量がほぼ一定なのに対して、
自覚症状のあるグループでは、個人差があるが、最大40%以上血流量が減少した。


電磁波過敏症の人は、見た目で症状がわからないために、脳神経系疾患(従来で言うところの
精神病)との区別が難しい。
脳の血流量が変動するメカニズムはまだ解明されていない。