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携帯電話による癌リスク軽減には過度の使用を避け、イヤホンを用いる
        

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[携帯電話による癌(がん)リスク軽減には過度の使用を避け、     
                               イヤホンを用いる]   

(HealthDay News  2011年6月1日)


世界保健機関(WHO)は先頃、14カ国の科学者グループが携帯電話に関する研究レビューを
分析した結果をもとに、携帯電話の使用について、「ヒトに対する発癌(がん)性の可能性が
ある」と発表。

携帯電話は今後、鉛や排気ガスと同じカテゴリーに属することになる。


今回のWHOの発表に対して、携帯電話による放射線を規制する米国連邦通信委員会(FCC)は、
「現在のところ、ワイヤレス電話の使用が、癌をはじめとする健康上の影響をもたらすことを
示すエビデンス(科学的根拠)はない」とする一方、米ノースショア・ロングアイランド・
ジューイッシュ医科大学(ニューヨーク州)のMichael Schulder博士は「携帯電話はマイクロ波を
発振する機器であることから、放射線が出ていることは常識的に判断できる。DNAの変化を
引き起こす可能性があり、過度の使用は避けるべきである」と述べている。


Schulder氏によると、携帯電話と脳腫瘍の因果関係を証明することは極めて難しいという。

その理由の1つは、携帯電話から放出されるのはごく低レベルのマイクロ波放射線(非電離
放射線)であり、癌の原因となるとされるX線やCTスキャンで放出される電離放射線とは
異なる点である。
しかし、安全性を考えれば、携帯電話を耳に当てて長時間話すことは避け、できる限りイヤホンや
スピーカーを使用することをSchulder氏は勧めている。


米国癌協会(ACS)のOtis Brawley博士は「根拠が確かなものでないことから、どのような
対応を取るかは個人の判断次第である」としている。
リスクがベネフィット(便益)を上回ると考えれば、使用を制限するか、ヘッドセットを用いる
などの措置もあり得るが、有害性を示す強い根拠はないとの見解であれば、異なる対応も
考えられると同氏はいう。


FCCによると、イヤホンを使用することにより頭部へのエネルギーの吸収率を大幅に減らす
ことができるが、携帯電話を腰など身体の一部に装着している場合は、「その部分に(高周波)
エネルギーが吸収される」と指摘している。
イヤホン以外にも、ユーザーを携帯電話の放射線から防御するなどとうたう機器(金属シールド
など)があるが、FCCはそのような機器には懐疑的な見方を示している。


別の専門家は、「必要な時には使用すべきだが、携帯電話を手放せない人が増えているという
視点から、使用時間を制限する方がよい」との見解を述べている。




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