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[鎌倉時代は2〜3歳から離乳食](産経新聞 2007年11月26日)<第23回正論大賞>「鎌倉時代は2歳から離乳食 授乳期間短縮で人口増加?」遺跡から出土した鎌倉時代の人骨を調べたところ、当時は2歳前後で離乳食を始めていた可能性が高いことが、東京大の米田穣・准教授(先史人類学)と大学院生の下見光奈さんらの26日までの研究で分かった。現在の日本では生後5カ月前後から離乳食を始め、同1年から1年半で完了する例が多いが、米田准教授によると人間の授乳期間はもともと、2歳より相当長いとみられる。研究結果は、離乳食に穀物などを与えるようになって進んだ授乳期間の短縮が、中世にはかなり進行していたことを示しており、米田准教授は「授乳期間が短くなれば次の出産が早く可能になる。離乳の早期化は人口増とも関連している」と指摘している。米田准教授らは、母乳を飲んでいる間は体内に「窒素15」という特殊な窒素が蓄積し続け、離乳食を食べ始めると減ることに着目。鎌倉時代の人骨が大量に出土した由比ガ浜南遺跡(神奈川県鎌倉市)の0−16歳の人骨48体で、骨のタンパク質に含まれる窒素15の量を計測した。0−3歳で特に値が高く、年齢別の平均値で比較すると、2.5歳と3.5歳の間で大きな差がみられた。食物中の窒素15が骨に取り込まれるまでの時間差があることなどを考慮し、離乳食の開始時期は2歳前後だと推定した。食べ物の変化による離乳の早期化は、狩猟採集が中心だった縄文時代から農耕が普及した弥生時代にかけての人口増に影響したのではないかという。<離乳食>母乳やミルクなどの乳汁栄養から幼児食へと移行する時期に乳児に与える食べ物。厚生労働省の調査では、開始時期は平成17年には「生後5カ月」が最も多かった。日本では離乳初期には米やジャガイモ、ニンジンなどの野菜を与えることが多く、その後、豆腐や魚、肉などの使用が増える。ベビーフードの使用も増加している。http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/071126/acd0711260843004-n1.htm
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