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[まつ毛エクステンションのトラブル増加]
(朝日新聞 2009年12月28日)
まつ毛エクステのトラブル増加 「マークを役立てて」
若い女性に人気の「まつ毛エクステンション」でまぶたが腫れるなどのトラブルが
増えている。
業界団体は検定制度で正しい技術や知識の普及に努めている。
まつ毛エクステは、長さ5〜15ミリの人工毛を1本ずつ、専用の瞬間接着剤で
まつ毛に付ける。
ここ数年で急速に広がり、専門店のほか、ネイルサロンやエステサロン、美容室などで
実施している。
1本100円で数十本を付けるケースが多く、付けまつ毛より高価だが、自然な仕上がりが
人気を呼んでいる。
ただ、接着剤が揮発性のため、アレルギー体質だと目に刺激を感じることがある。
付け方が悪ければ、まぶたが腫れる。
消費者庁によると、東京都で3月、女性が付けた直後から目に刺激を感じ、
取った後もまぶたが腫れ、全治30日以上の重傷を負ったという。
各地の消費生活センターには、まぶたの腫れや充血などの苦情・相談が、
2008年度は前年度より14件多い50件寄せられた。
今年度も4月以降、12月21日までに37件を数えている。
被害を届け出ない人も多く、実際の被害者は20〜30倍に上る可能性がある。
こうしたトラブルを無くそうと、2008年2月に発足した業界団体「日本アイリスト協会」
(東京、会員約5千人)は、施術者を対象に実技と学科による検定制度を導入している。
これまで1級で数百人、2級で千人以上が合格したという。
阪本洋事務局長は「消費者が自ら付ける『セルフエクステ』もあるが、やはり危険。
協会の(検定合格者)マークを安心な店選びに役立ててほしい」と話している。
(茂木克信)
http://www.asahi.com/health/news/TKY200912280262.html