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[甘い香りの口臭・・・・ケトン性昏睡]「最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学」テーマ: 『本当は怖い体重の減少〜人気者の代償〜』Y・Kさん(男性)/30歳(当時)サラリーマン(保険会社勤務)体重115キロ。大食い、一気飲みで場を盛り上げるので、合コンでは人気者だったY・Kさん。淡い恋心を抱いた女性を誘ったものの、全く取り合ってもらえなかったことから、痩せることを決意。それでも普通の人の2倍以上食べていたにも関わらず、1週間で5キロも体重が減っていました。その時は喜んでいた彼ですが、次々と異変が起こり始めます。<症状>(1)急激に痩せる(2)倦怠感(3)さらに痩せる(4)甘い香りの口臭 (5)昏睡状態<病名>ケトン性昏睡<なぜ、体重の減少からケトン性昏睡に?>「ケトン性昏睡」とは糖尿病の急性合併症のひとつ。突然、意識障害を起こし、最悪の場合、死に至る病です。原因はY・Kさんの度重なる暴飲暴食にありました。食事をすると血液中にブドウ糖が増えてきます。そのブドウ糖をエネルギーとして利用することで人間は健康を保っています。この時、大切な役割を担っているのが、膵臓で作られるインスリン。日頃から食事の量が多かったY・Kさん。彼の膵臓は、大量にインスリンを作り出すため、毎日酷使されていましたが、ついに疲れ果て、インスリンの分泌を一気に減少させました。このため、ブドウ糖がエネルギーとして利用できず、Y・Kさんの体はエネルギー不足に陥ったのです。わずか1週間で5キロも痩せたのは、エネルギー不足に陥った体が不足分を補おうと、脂肪を分解してエネルギーに変えたため。ダイエットの効果などではなかったのです。そして体重の異常な減少こそ、Y・Kさんが急激に糖尿病を発症していた証でした。しかし、そうとも知らない彼の体内では、脂肪が分解された時、エネルギーとともにある恐ろしい物質が放出されていました。それが「ケトン体」。ケトン体は少量なら問題ないのですが、Y・Kさんのように脂肪の分解が一気に進み、ケトン体が体に大量にたまると危険な有害物質となるのです。Y・Kさんを襲った倦怠感も、ケトン体が血液中に増加したため。そして恋心を抱いた彼女から言われた「息が甘い香りがする」という言葉。香りの素は、肺を通して吐く息に混じったケトン体。実は果物のような甘い香りがするのがケトン体の特徴なのです。そして昏睡状態に陥ったのは、ケトン体が大量に増加し、脳の活動が一気に低下したため。さらに昏睡状態のまま、長時間放って置かれたY・Kさんは、脳の機能が回復せず、そのまま帰らぬ人となりました。この病気の恐ろしさは、急激な体重の減少を起こしてから、数週間でいきなり死を迎えることがあること。日頃、暴飲暴食をしている人なら誰でも、この病をいつ発症するか分からないのです。http://asahi.co.jp/hospital/
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