[嚥下障害でも食べやすいみたらし団子]
(岐阜新聞 2019年11月1日)
岐阜県大垣市俵町の御菓子つちやは、飲み込む力が弱い人も食べやすい
みたらし団子を開発した。
餅米を使いながらも、とろけるほど軟らかく仕上げ、槌谷企画室係長の
安江真紀さん(43)は「喉に詰まらせる不安から餅が食べられない人にも、
懐かしい味を楽しんでもらえたら」と話す。
つちやは、飲み込む力が弱い嚥下(えんげ)障害のある人も食べられる
スイーツを作り、昨年から不破郡垂井町の不破ノ関病院に提供している。
みたらし団子は、餅米を砕いて粉にして使い、合わせる材料や配合を
工夫して粘り気のない軟らかな食感に仕上げた。
たれにもこだわり、昆布だしでうま味を引き出して醤油の量を抑えた。
31日には同病院で患者約280人に提供され、「久しぶりに食べられて、
おいしい」と喜ばれた。
今後は、正月に向けて雑煮やしるこの開発を進める予定。
岐阜新聞社
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191101-00186865-gifuweb-l21
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