「献体」は本人だけでなく家族の同意を

[「献体」は本人だけでなく家族の同意を]

(家庭の医学  2019年6月12日)

<死後も役に立ちたい!>
死んだ後も医学・歯学の発展のために役に立ちたいと、献体を希望する人が
増えているそうです。
献体を望む場合、どのような手続きが必要なのでしょうか。
葬儀や納骨などはどうなるのでしょうか。
基本的な情報をお伝えします。

献体とは、死後に自分の遺体を医大・歯大などの教育機関に寄付し、医学生の
解剖実習などに役立ててもらうことを指します。
近年、献体の必要性の理解や社会貢献への意識の高まり、自分の死を意味ある
ものにしたいという欲求などから、以前は少なかった献体希望者が増加して
います。

献体を希望する場合、献体登録を行う必要があります。
死亡後、時間がたってしまうと献体できなくなることもあるため、住んでいる
地域に近い医学部や歯学部のある大学を選びます。
希望する大学があれば、直接問い合わせてみましょう。

(監修:東京医科大学病院 総合診療科准教授 原田芳巳)

https://sp.kateinoigaku.ne.jp/kiji/126082/

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