カサンドラ症候群とは

[カサンドラ症候群]

(Wikipedia改)

カサンドラ症候群とは、アスペルガー症候群の夫または妻と情緒的な
相互関係が築けないために配偶者やパートナーに生じる、身体的・精神的
症状を表す言葉である。

アスペルガー症候群の伴侶を持った配偶者は、コミュニケーションがうまく
いかず、わかってもらえないことから自信を失ってしまう。

また、世間的には問題なく見えるアスペルガーの伴侶への不満を口にしても、
人々から信じてもらえない。
その葛藤から精神的、身体的苦痛が生じるという仮説である。

症状としては偏頭痛、体重の増加または減少、自己評価の低下、パニック
障害、抑うつ、無気力などがある。

アスペルガー症候群は男性が多いため、カサンドラ症候群は女性が発症
しやすい。

夫との情緒的交流がうまくいかない妻は、何が何だか理由はわからないけれど
苦しい、周囲は苦しんでいることを理解してくれないという二重の苦しみの
状態にある。
本人が問題の本質がわからないこと、周囲が問題の存在さえ理解してくれない
こと、この二つの要素が現在のカサンドラを巡る問題の本質になっている。

カサンドラ症候群は妻だけでなく、家族、友人、会社の同僚にも起こると
されている。

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