「がん患者と同じニオイ」看護師の恋人からの一言で直腸がん発見

[「がん患者と同じニオイがする」
            恋人の一言で人間ドックに行ったら…驚きの顛末]

(日刊SPA!  2019年2月27日)

三大疾病「がん・脳卒中・心筋梗塞」が急激に増える40~50代。
実際にそれらを発症しながら生還した人の話を聞き、病の実情と生き残る
方法や気になる治療費など徹底取材した。

<彼女の何げない一言から若年性直腸がんが発覚!>
怖いくらい当たると話題の性格診断ツール「ディグラム診断」の生みの親と
して、メディアでも活躍する木原誠太郎さん(39歳)。
一見、人一倍精力的に見えるが、12年前に直腸がんに。

発見のきっかけは恋人からの一言だったという。
「看護師の彼女と話しているときに、『がん患者さんと同じ臭いがする』
なんて言われて。まさかと思いながら人間ドックに行ったら、本当に直腸がん
だと診断されました。動揺しつつ思い当たるフシもあって。当時起業して
数年で寝る暇もないほどの激務だったし、酒の付き合いも多くて、毎晩
ジョッキ10杯にハードリカーをボトル1本は飲んでましたから。胃腸の負担は
相当なものだったんじゃないかと」

若年性がんは進行が速いが、ステージ1で発見することができた木原さん。
直腸全摘出で一命を取り留めるも、困ったのは経済面だ。

「発覚の半年前に、会社の資金繰りの都合で加入していたがん保険を解約して
しまっていたんです。かかった治療費用は60万~70万円ですが、術後の
定期検診でも月に数回2万~3万円が飛んでいくので、銀行残高が5000円に
なったことも。さらに、具合が悪すぎてまったく仕事にならない。結局
『自営業じゃ生活できない』と、会社をたたんで就職しました。発病から
55年目で再発の恐れはないとのことで、通院は終わりましたが、診察代も
合わせれば200万円以上はかかったのでは……」

そして通院終了と同時に再度起業。
相変わらず激務の日々だが、病院にはマメに通っているという。

「実は今は、その看護師の彼女と結婚して2人の子供にも恵まれまして。
簡単には死ねない体になりましたからね。昨年も腸に良性のポリープが
見つかって、即摘出しました。割高ですが、がん経験者用の保険にも加入
して、万全の態勢で備えています」

奥さんに心身ともに支えてもらっているという木原さん。
「僕が生きていられるのはすべて妻のおかげですよ。早期発見はもとより、
現在に至るまで、私の体調面すべてに気を配ってくれています。これが
一人だったら不摂生な生活に逆戻りして、どこかでがんが再発してても
おかしくなかったんじゃないですかね」
人生のパートナー選びが、命の行方を左右することもあるのだ。

【生還の極意】
幸運による早期発見。
その後のマメな検診と妻の献身

http://news.livedoor.com/article/detail/16081610/

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