[「鏡に映る自分」魚も分かる 高い洞察力? 大阪市立大]
(共同通信 2019年2月8日)
鏡に映る自分の姿を魚も認識できることが「ホンソメワケベラ」という
海水魚を用いた研究で分かったと、大阪市立大の幸田正典教授(動物社会学)
らのチームが8日、米科学誌電子版に発表した。
ホンソメワケベラは体長10センチほどで、太平洋やインド洋などに生息し、
日本では主に南日本で見られる。
実験では、水槽に鏡を入れて数日間は、他の個体と勘違いして攻撃するが、
やがて鏡の前で突然ダッシュするなど不自然な行動を取るようになった。
実験開始から7日後ごろには鏡に映る自分の姿を頻繁にのぞき込むように
なったため、チンパンジーでの研究事例などから鏡像自己認知ができたと
判断した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190208-00000008-kyodonews-soci
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