ピノコ

[ピノコ]

(Wikipedia)


ピノコとは、手塚治虫の漫画『ブラック・ジャック』に登場する架空の人物で
ある。



<誕生の経緯>
第12話『畸形嚢腫』で初登場。
資産家の娘である双子の姉の体のこぶ(奇形腫)の中に脳や手足、内臓等が
ばらばらに収まった状態で登場する。

それまでもあちこちの病院で摘出手術を受けようとしたのだが、念力で手術
道具を破壊したり、テレパシーで医師等を狂わせるといった超能力で手術を
妨害するために手がつけられず、無免許医師であるブラック・ジャックの
病院に運び込まれた。
ブラック・ジャックに対しても妨害を仕掛けていたものの、「摘出しても
培養液に入れて殺さない」と説得の上で麻酔をかけられた末、摘出される。
その後、一人の女児として組み立てられた。
この超能力は畸形嚢腫の時だけ発揮されており、その後は使う描写は全く
ない。

姉とはその後何度か再会する。
だが、家柄ゆえに世間体を気にする相手方や姉本人にも拒絶されており、
ピノコ本人もよほどの事情が無い限り姉と会うことを拒絶している。
ただ、ピノコの姉が自殺を図って記憶喪失になり、ブラック・ジャックの
もとで治療を受けたことがあった。
その際、たがいに相手が実の姉妹であることに気付かなかったために、姉の
入院中だけはかえって本当の姉妹らしく振舞うことができた。

名前の由来については、ブラック・ジャックが劇中で「ピノキオが由来」と
語っている。


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<関連ページ>

Dr. 倉原のおどろき医学論文:兄弟を47年間体内に宿し続けた男性 


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