神の子・山本KID徳郁、がん闘病中を公表

[“神の子”山本KID徳郁、がん闘病中を公表
                   「治療のために頑張っています」]

(スポーツ報知  2018年8月27日)


総合格闘家で元レスリング選手の山本KID徳郁(41)=KRAZY BEE=が
26日、がん闘病中であることを公表した。
この日、公式インスタグラムを更新。
がんの治療中であることを明かした。
がんの種類には触れていないが「絶対元気になって、帰ってきたい」と、
回復に向けて闘病する決意をつづった。

山本は2015年大みそかに現役復帰した魔裟斗と対戦し、判定負けして以来
試合を行っていない。

インスタで闘病公表 山本が闘病状況をインスタグラム上で明かした。
「私事で急なご報告となりますが、私山本KID徳郁はガン治療のために
頑張っています。絶対元気になって、帰ってきたいと強く思っていますので
温かいサポートをよろしくお願いします!」

詳しい病状などは明かされていないが「神の子」の異名を持つ男の突然の
告白にフォロワーも反応。
「応援しています」「復活を待っています」と励ましの言葉が相次いだ。

山本は2015年に元K-1世界王者の魔裟斗と対戦。
2ラウンド目に左フックでダウンを奪われ0―3の判定で敗れた。

2016年6月にクリス・ビールとの対戦が予定されていたが、負傷により欠場
するなど3年近くリングには上がっていなかった。

ファンにとっては再戦が待たれる中で、想定外の闘病公表となった。


1972年ミュンヘン五輪代表の山本郁栄氏を父に持ち、姉・美憂と妹・聖子は
世界女王のレスリング一家に育った。
桐蔭学園高を中退して米国にレスリング修業。
アリゾナ州王者に輝くなど実績を残して帰国すると、山梨学院大時代には
全日本学生選手権大会を制した。
2000年シドニー五輪出場を目指していたが、果たせず2001年に修斗で
プロデビュー。
立ち技格闘技のK-1、総合のHERO’S、DREAMで活躍した。
妹・聖子は大リーグのダルビッシュ有と結婚した。

ミュンヘン五輪に出場した父を「神」と見立て、自身を「神の子」と称して
いた。

私生活では2004年8月にモデルのMALIAと結婚し、翌年1月には男児、
2006年11月には女児をもうけたが、2009年8月に離婚。
2014年11月に一般女性との間に女児をもうけたことを発表していた。


<山本KID徳郁(やまもと・きっど・のりふみ)>
1977年3月15日、川崎市生まれ。
41歳。
幼少時からレスリング・フリースタイルで活躍。
2001年に総合格闘家に転向。
2006年7月に北京五輪出場を目指すことを表明したが負傷により断念した。2011年からUFCと契約。
163センチ、63キロ。



https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180826-00000293-sph-fight




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