夏祭りのおもちゃに隠れた3つの危険 消費者庁が注意喚起

[夏祭りのおもちゃに隠れた3つの危険 消費者庁が注意喚起]

(BuzzFeed Japan  2018年7月14日)


縁日やお祭りがたくさん開かれる、この季節。
子どもたちが屋台で売られているおもちゃで事故に合わないよう、消費者庁が
Twitterで注意を呼びかけている。
【BuzzFeed Japan / 籏智広太】


消費者庁が「危ない」と言っているのは、以下の3つのおもちゃだ。
なぜなのか。

・折り曲げると光るケミカルライト
・容器が光るジュースのボタン電池
・水を吸うと膨らむボール


「ケミカルライト」は、中の液体の飛び出しに注意。
薬液が目に入ると、炎症を起こす場合がある。

少量のため飲み込むことで「急性中毒症状を呈することは少ない」というが、
眼や皮膚に触れた場合は、「刺激が強いのですぐに洗い流す」ことが大切だ。

激しい痛みや炎症があれば、すぐに医療機関を受診しよう。


おもちゃなどに入っている「ボタン電池」は、誤飲に注意。
最悪の場合、食道や胃に穴が開いてしまうこともある。

万が一ボタン電池を子どもが誤飲した場合は、すぐに医療機関での受診が
必要だ。


「水を吸うと膨らむボール」もやはり、誤飲に注意。
十二指腸閉塞などにつながる恐れがある。

元々の粒が小さくても、数倍以上に膨らむことがある。

間違って飲んでしまった場合は、開腹手術が必要になるため、すぐに医療
機関を受診しよう。



そのほか消費者庁では、「ハンドスピナー」の部品の誤飲にも注意を
呼びかけている。


消費者庁は、「3歳以下の子どもには何でも口に含む行動特性がある」と
して、こうした小さいおもちゃを触らせないよう呼びかけている。

誤飲時には背中を叩いたり、腹部を押し出したりするなどの応急対処(図)も
ある。

ただ、短時間で重篤化する可能性があるため、すぐに119番通報することが
大切だ。



https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180714-00010001-bfj-soci




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